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【購入レビュー】美しいだけでなく立ち上がりやすいスノーピーク ローチェア30

2021年1月11日

ローチェア30に座った時の写真

にんじん

デイキャンプをパートナーさんと楽しみながら、スノーピークのキャンプ道具や最新情報をブログ記事にしています。 スノーピーク好き、デイキャンプ好きの方に、特に役立つ情報を発信しようと日々頑張っています! レザークラフトも趣味で行っています。売れるグッズを作ろうと日々模索中。

ロースタイルキャンプとの相性抜群のスノーピーク「ローチェア30」は、組立ての手軽さとデザインだけが魅力ではありません。私が感じたのは、座った時の沈み込みが少ないことによる立ち上がりやすさです。意外と立ち上がったり座ったりの多いキャンプにおいて、ローチェア30は疲れにくいローチェアです。

この記事では、

手すりや背もたれ等の細かなサイズが気になる

ローチェア30の座り心地は?

といった疑問にお答えしています。

立ち上がりたくなくなるチェア」と公式でも謳っているとおり、かなり快適に座れる座面高30cmのローチェアです。

しかし、購入してゆっくり座ってみて感じたのは、「立ち上がりたくなくなる」というよりは、「立ち上がりやすい」ローチェアだと感じました。

ヘリノックスのタクティカルチェアやスノーピークのTake!チェアロングと比較した時に、背もたれが高いのでリラックスできることに加え、沈み込みが少ないので立ちがりやすいと感じました。

実際に座ってみた感想も含め、レビューしたいと思います。

同じくローチェアのスノーピーク「ローチェア ショート」のレビュー記事はこちらです。ローチェア ショーとの方が背もたれが低いため、収納サイズがローチェア30と比較してコンパクトになります。

私の感じたローチェア30の特徴は以下のとおりです。

  • 座面が沈み込まないので立ち上がりやすい
  • 組み立てが簡単
  • 背もたれがある程度長い
  • 収納時サイズは大きめ
  • 収納袋がピッタリサイズ

ローチェアながら立ち上がりやすい

ローチェア30の前方の脚

私の感じた一番のローチェア30の特徴が、「立ち上がりやすい」という点です。

ローチェア30の座面高は約30cmです。

ローチェア30の側面の写真

この高さは、実際に測ってみると座面先端の膝裏が当たる部分やお尻の部分といった最も低い場所の高さでした。

ローチェア30に座った時の写真

側面から撮影した写真を見ていただければお分かりのとおり、膝の少し後ろあたりが少し高くなっています。そのため、若干お尻が沈み込んでいるように感じますが、実際はほとんど沈みません。

これにより、体重が自ずと後ろへ行き、高めの背もたれと相まってリラックス効果が高まっているのではないかと思います。

それでいて、座面の沈み込みがないため、立ち上がりやすくなっています

Take!チェアロングも、ローチェア30と同様に背もたれの高いローチェアですが、沈み込みがかなりあるので、文字どおり「立ち上がりたくなくなる」チェアですが、同時に「立ち上がりにくい」チェアでもあります

一度ローチェア30に座ってしまうと、他のローチェアでは立ち上がりにくさを実感してしまうと思います。

スペックに記載のない細かな部分のサイズもチェック

ローチェア30組み立て時正面の写真
ローチェア30の側面の写真
ローチェア30の背面の写真

ローチェア30のスペック上のサイズは、幅58cm×奥行き65cm×高さ86cmとなっています。

座面の高さは前述のとおり、一番低い位置で30cmほどでした。

ローチェア30の座面

また、座面の大きさは、幅約47cm、奥行き約40cm(写真右側にある座面の縫い目から座面先端まで)でした。

ローチェア30の背もたれ正面

また、背もたれの高さは約58cm(座面の縫い目から背もたれ先端まで)、幅約45.5cmでした。

ローチェア30のアームレスト
ローチェア30のアームレスト

アームレストのサイズは、長さ約30.5cm、幅約3.8cmでした。

重量は3.6kgですが、専用の収納袋も付属してきますので、持ち運びに不便さは感じませんでした。

アルミニウム合金の安定性抜群のフレーム

ローチェア30のフレーム

ローチェア30のフレームは、アルミニウム合金でできています。

ローチェア30の背面の写真

また、4本の脚に加え、背もたれを支えるフレームもあるので、座った時の安定性は抜群です。(耐荷重は公式サイトでも記載がありませんでした。また、説明書にも記載はありませんでした。)

ローチェア30の前脚の先端を保護しているゴム
ローチェア30の後ろ脚の先端を保護しているゴム

フレームの前脚には滑り止めや傷防止のためのゴムがついており、後ろの脚は先端のみにゴムがついていました。

ローチェア30のフレームとシートの接合部分

また、シートが擦れないよう、フレームに干渉しそうな部分は別生地が当てられているので、シートの耐久性も高そうです。

収納時は折り畳むだけの簡単設計

キャンプチェアの中には、ヘリノックスのように細かく分解して収納できるものもあります。

収納サイズが小さくなるのでメリットではありますが、組み立てる必要があるので、手間に感じるのも事実です

ローチェア30折り畳み時の俯瞰写真

ローチェア30はシートを取り付けた状態でフレームを折り畳むだけで、専用の収納袋に収納することができます。

ローチェア30組立て時に広げる部分
ローチェア30の組み立て時に持つところ

組立ては簡単で2本のフレームを広げるようにすれば、簡単に組立てることができます。

ローチェア30の気になるところ

私が使ってみて感じた気になるポイントは、以下の3点です。

  • 収納サイズは長さ1m
  • 背もたれがTake!チェアより短い
  • 収納袋がキツキツ

収納サイズは長さ1m

ローチェア30の収納袋の写真

組立ては簡単ですが、その分折り畳んでもあまり小さくなりません。

ローチェア30折り畳み時の俯瞰写真

むしろ折り畳んだ方が脚が伸びることによって組立時よりも長くなってしまいます。

背もたれがTake!チェアより短い

ローチェア30の背もたれは、58cmほどあるので、ヘリノックスのタクティカルチェアやTake!手やと比較すると長いですが、Take!チェア ロングよりは短かったです。

Take!チェア ロングであれば、身長165cmの私であれば頭までしっかりとホールドしてくれます。

ローチェア30の場合、肩くらいまで背もたれが来ますが、頭はホールドされません。

頭も含め、体全体が包み込まれるように座りたいなら、Take!チェア ロングをおすすめします。

収納袋がキツキツ

ローチェア30の収納袋の写真
ローチェア30の収納袋は小さい

スノーピークギア全般に言えますが、ローチェア30の収納袋もかなりぴったりサイズです。

しかし、Take!チェアには収納袋が付属しないので、付属してくるのはありがたいです。

さらに快適に過ごせるおすすめのオプション

ローチェア30でも快適に過ごせますが、さらに快適に過ごすことができるおすすめのオプションパーツが、「ローチェアクッション プラス」と「ローチェアカップホルダー」です。

前述した頭のホールドが難しいローチェア30ですが、ローチェアクッション プラスを枕のように使うと、頭がホールドされてかなり快適に過ごすことができます。

ローチェアカップホルダーは、収納製が皆無のローチェア30に取り付けるカップホルダーです。

口が広いので、タンブラーをはじめ、マグカップも入るサイズです。

ローチェア30のスペックはこちら

  • 組立時サイズ:58×65×86(h)cm
  • 収納時サイズ:16×18×101(h)cm
  • 重量:3.6kg
  • セット内容:本体、収納ケース 
  • 材質:フレーム/アルミニウム合金、肘掛け/竹集成材、金具/ステンレス、シート/ポリエステル

ローチェア30もスノーピークらしい機能美溢れるチェア

Take!チェアはリラックスしたい時におすすめのチェアでしたが、ローチェア30はリラックスしたいときだけでなく、立ち上がりも苦にならないどんな時もおすすめのローチェアです。

ローテーブルとの相性も抜群なので、別記事で改めてローテーブルと組み合わせた時の使用感をレビューしたいと思います。

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にんじん

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