スノーピークのコーヒーミル「フィールドバリスタ」を購入して使ってみたのでレビューします。フィールドバリスタは、細い円筒状の持ち運びやすいシンプルなデザインです。実際の使用感やみなさんのレビューをご紹介します。
目次
この記事では、
といった疑問にメインにお答えしています。
今回ご紹介するスノーピークの「フィールドバリスタ」は、キャンプでも美味しい挽きたてのコーヒーが飲みたい!という方に必須アイテムであるコーヒーミルです。
台座のしっかりしたコーヒーミルもありますが、ローテーブルに置いて使用するとなると、腰を曲げての作業となるため結構大変です。
フィールドバリスタは小型の円筒状のコーヒーミルなので、キャンプでは椅子に座ってのんびりと豆を挽くことに向いています。
電動見ると比較すると豆を挽くのに時間も手間もかかりますが、そのひと手間がキャンプで美味しいコーヒーの時間を楽しむためのポイントです!
発売されてから多くの方に愛用されているので、いいところも悪いところもレビューをまとめてみます。
また、実際に私が使ってみた時の使用感も含めてご紹介します!
広告
ハンドルが邪魔にならないシンプルなデザイン
フィールドバリスタ ミルは、円筒状のシンプルなデザインになっています。
本体上部から、ハンドル付きの蓋、ミル本体、挽いたコーヒー豆の受け容器の3パーツからできています。それぞれ取り外すことができるので、ミル本体の掃除もある程度やりやすくなっています。
上の写真のように、収納時はハンドル部分を折り畳んで収納することができます。
ハンドルのノブ(木の部分)がちょうど本体の下部に来るため、収納するときも横に出っぱらないので収納スペースもコンパクトで済むのが嬉しいところです。
また、フィールドバリスタ ミル専用の収納ケース(袋)も付属してきます。
スノーピークの収納ケースというと、本体ぴったりサイズで入れにくい場合もありますが、フィールドバリスタ ミルに関してはサイズ感は小さすぎず大きすぎないので入れやすかったです。
計量カップがなくても大丈夫!ちょうど良いサイズのミル本体
フィールドバリスタ ミルのサイズは、直径48mm、高さ160mmとなっています。
ミル本体はその半分程度のサイズですが、このサイズはちょうど2人分のコーヒー豆(約20g)を入れるのにちょうど良いサイズになっています。
ミル本体いっぱいまで入れると20g分のコーヒー豆を入れることができるので、計量カップをキャンプに持っていかなくても2人分のコーヒーを淹れるのにぴったりのサイズです!
本体が円筒状でシンプルな分、コーヒー豆を入れる際に大きめの計量カップやスプーンを使うと、ミルの口からこぼれてしまうことがありました。
キレイに無駄なくコーヒー豆をミル本体に入れることも考えると、直接袋からミルに豆を入れても2人分のコーヒーを淹れるのにちょうど良いサイズなのは嬉しいポイントです。
広告
粗さ調節つまみでお好みの挽き具合にできる
手動ミルの醍醐味である「好みの粗さにコーヒー豆を挽くことができる」機能は、フィールドバリスタ ミルにも備わっています。
コーヒー豆を入れるミル本体の底面に写真のような黒い三角形の「粗さ調節つまみ」パーツがあります。
このパーツをミル本体の底から見て時計回りに回すと細かくコーヒー豆を挽くことができます。
反対に、反時計回りに回すと粗く挽くことができるようになっています。
あまり反時計回りに回しすぎると粗さ調節つまみが外れてしまうので、分解洗浄する時以外はあ回しすぎに注意しましょう。
ちなみにこの粗さ調節つまみは、スノーピークの公式オンラインショップでつまみのみ購入することもできます。
長く使っていると消耗する部分なのかはわかりませんが、無くしてしまった時も本体を丸ごと買い替えなくても良いのは嬉しいポイントです!
ハンドルが固定されて回しづらい!だから良い!
粗さ調節つまみを調節し、コーヒー豆を入れたらミル本体にハンドル付きの蓋をセットしてあとはハンドルを回して挽くだけです。
ここでポイントなのが、ハンドルを回すスピードです!
フィールドバリスタ ミルをはじめ、多くのミルは本体が金属でできています。
ハンドルを回すと金属同士が擦れるため、ミル本体が熱を帯びるようになります。
この熱がコーヒー豆の酸化を早めてしまし、味や風味に影響されると言われています。
実際に私もフィールドバリスタミルで豆を挽いた時も、特にハンドルとミル本体の接触部分は熱を帯びていました。
コーヒー豆を挽く際は、のんびりと椅子に座って時間をかけて行うと、その分コーヒーも美味しくなります。
フィールドバリスタ ミルのハンドルは、蓋にしっかりと固定されているのではなく、収納時のことも考慮して可動式となっています。
早くハンドルを回したり、力一杯回そうとするとこのハンドル部分がうごしてしまい、素早くハンドルを回しづらい構造になっています。
一見すると使いづらそうですが、そもそも上の理由からあまり素早くハンドルを回すべきでもないため、むしろこの構造の方が美味しいコーヒーを楽しめるようになっています。
ハンドルを回しづらいからこそ、のんびりと回して美味しいコーヒー豆を挽きましょう!
広告
本体が細いのでドリッパーに豆を入れやすい
コーヒー豆が挽けたらドリッパーに豆を移します。
ここでも、フィールドバリスタ ミルの細い円筒の形状が活きてきます。
本体が細いので、小型のドリッパーにもスプーン等を使わなくても挽いた豆が入れやすかったです。
分割してドリッパーに入れる場合にも、スプーンに豆が取り出しやすいので、挽いた豆をこぼすこともありませんでした。
ちなみに今回使用したのは、同じくスノーピークのドリッパー「フォールディングコーヒードリッパー 「焚火台型」です。
形がスノーピークで人気の焚火台とそっくりなので、スノーピーカーなら持っておきたいキャンプ道具の1つです。
レビューをチェック!Amazon評価4点以上ながら気になるポイントも
「機能美」という言葉がぴったりなフィールドバリスタ ミルは、Amazonの評価も133のレビューがありながら4点以上と高評価です。(2021年11月現在)
高評価のレビューを見てみると、
高いだけある!
スタイリッシュでとてもオシャレ。
評価の高い方で多いレビューが、デザインに関してのものでした。
見た目で使いたくなるのも大事かと思います。
豆を入れたまま持ち運べる
取っ手がロックしてくれるので、ミルに豆を入れたまま持ち歩いても漏れない。
確かに!と思った使い方がこちら。荷物をなるべく少なくしたい方は、あらかじめ1杯分の豆をミル本体に入れて持ち運べば良いのです。
フィールドバリスタ ミルは、収納時はハンドルが折り畳めるだけでなく、ハンドルがストッパーの役割も果たしてくれるので不意に入れておいた豆が漏れてきてしまうこともありません。
気になる方はハンドルと本体をバンド等で固定してしまえば更に安心です!
豆がカッターで擦れるのが嫌だという方は、ミル本体ではなく、粉の受け容器の方に入れて持ち運んでも良いかと思います。
一方で気になるレビューは、
構造が悪い
ハンドルを回すと蓋も回ってしまい、本体の金属を削ってしまう。
低評価のレビューで多いのがこちらの意見でした。
確かにハンドルを回すと蓋も回ります。素早く回すと熱を帯びるくらいなので本体が削れてきてしまうかもしれません。
私はまだまだ使用して間もないため、今のところ金属味がしたようなことはありません。
ゆっくり回しても金属が削れるようだとちょっと残念ですね。
使いづらい
刃に負荷がかかるとミル本体が回ってしまい、強く握る必要がある。
フィールドバリスタ ミルのミル本体と粉受け容器はネジ式ではなくはめ込むような構造のため、力を入れすぎるとミル本体が回ってしまい、使いづらいというビューもありました。
確かに早く回そうとすると結構ミル本体を強く握る必要があります。
この問題はテーブルの上に置いてハンドルを回す台座型の方がハンドルを回しやすいかもしれません。
私はゆっくりハンドルを回しているのでミル本体が回ることはほとんどありませんが、使用しているうちにミル本体と粉受け容器との接合や甘くなってくるかもしれません。
使いやすさは間違いなし!のんびりコーヒータイムを楽しみたい方におすすめ!
経年劣化は気になるところではありますが、機能美あふれるデザインがフィールドバリスタ ミルのおすすめポイントです。
今後は長期的に使ってみてのレビューもしていきます!
フィールドコーヒー ミルを使用してみてわかった気になるポイントをまとめてみました。
フィールドコーヒー ミルの弱点とも言えるポイントなので、購入を検討されている方は必ず事前にチェックを!
こちらもCHECK
スノーピーク【フィールドバリスタ ミル】は消耗品!?使用4ヶ月レビュー
スノーピークの「フィールドバリスタ ミル」を使用して4ヶ月ほどが経ったので、改めてレビューしてみます。ほぼ毎週末利用してわかった、フィールドバリスタ ミルの気に ...
続きを見る
今回ご紹介したキャンプ道具はこちら↓
現在ハンドメイドアイテムのECサイトCreemaで「Ninjin Leather Factory」のもと発売中です。
よろしければこちらも覗いてみてください!
スノーピーク公式サイトはこちら↓
Amazonのスノーピーク専用サイトはこちら↓
広告