先日購入したスノーピークの「フィールドコーヒーマスター」のパーコレーターを使ってみました。パーコレーターでの淹れ方や使ってみて気になったことをまとめてみます。
目次
この記事では、
等の疑問にお答えしています。
2020年12月19日に発売となった、スノーピークのフィールドコーヒーマスターを早速使ってみました。
特に、ペーパーを使ってのパーコレーターの使い方は気になる方もいらっしゃるかと思いますので、参考にしていただければと思います。
なお、今回使用したのは私が普段飲んでいるコーヒー豆と同じものを使っています。
味については好みや感じ方は人それぞれなので、私なりの感想を最後に記載しておきます。
こちらもCHECK
スノーピーク最小ケトル!フィールドコーヒーマスターのサイズ比較
スノーピークからケトルとドリッパーがセットになった「フィールドコーヒーマスター」は、今までに発売されてきたスノーピークのケトルの中でも最小サイズとなっています。 ...
続きを見る
参考スノーピーク【フィールドコーヒーマスター】をキャンプ場で使う時におすすめの周辺ギア
2020年12月に発売されたスノーピークの「フィールドコーヒーマスター」を、キャンプでパーコレーターを使ってコーヒーを淹れてみました。実際にキャンプサイトで必要 ...
続きを見る
広告
パーコレーターで淹れる際にあると便利な道具
今回私は、自宅でフィールドコーヒーマスターを使ってコーヒーを淹れてみました。
基本的にはフィールドコーヒーマスターを使えばコーヒーを淹れることができますが、あると便利だと思ったものが、「ドリッパーやスチールロートを置くためのお皿」と「ミトン」です。
パーコレーターとしてコーヒーを淹れたあと、ドリッパーがセットされたスチームロートをケトルから取り出す必要があります。
その際は、コーヒーがついた熱々のスチームロートをどこかへ置かなければなりません。今回は自宅で使ったので、そのままシンクに入れることもできましたが、キャンプ場で使う際はすぐには洗えないことが多いです。
一時的なスチームロートの逃し場所として、小さめでも良いのでお皿があると良いかと思いました。
また、ケトルのハンドル、スチームロートやドリッパーは使った後は熱々になります。
熱々のうちにスチームロートは取り外す必要があるため、ミトンは必須でした。
スチームロートからドリッパーを外したり、ドリッパーハンドルを取り外すことを考えると、可能であれば指の分かれたミトンやグローブを用意すると良いと思いました。
淹れ方1.ケトル・ドリッパーの準備
まずは火をつける前に準備をします。
ケトル本体にハンドルを装着します。
ドリッパーに装着するペーパーは、写真のように2~4名用の大きなものの端を少し折る(1.5mmほど)とドリッパーにピッタリサイズになります。
ペーパーをドリッパーにセットする際にドリッパーハンドルはおろしておくとケトルに入れやすくなります。
ココがポイント
コーヒー豆の量は、1カップ(190cc)あたり10~15g程度が目安です。
淹れ方2.水の分量を決める
フィールドコーヒーマスターは、1度に3または4杯分のコーヒーを抽出できます。水の分量は写真のように注ぎ口の穴に合わせるとちょうど良い量になります。
注ぎ口の穴は、下段に一つ、上段に六つ空いています。
3杯分抽出する場合は、下の穴に、4杯分抽出する場合は、上段6つの穴のうち、下三つの穴に合わせて水を入れます。
今回は3杯分淹れたかったので、下の穴に水の量を合わせています。
ココがポイント
フィールドコーヒーマスターの抽出量は、1度に3または4杯のみです。1、2杯分のコーヒーの抽出にはペーパードリップで抽出する必要があります。
広告
淹れ方3.ドリッパーのセット
ドリッパーをスチームロートに固定します。
ドリッパーについているループにスチームロートの先端をとおし、ロート真ん中にある突起(ツメ)にドリッパーの底部を固定します。
その後、スチームロートをケトル内にセットし、フタをします。
ココがポイント
スチームロートをセットする際は、必ずケトル内の水が沸騰していないことを確認してから入れます。ロートを通って熱湯が噴出する可能性があるので注意が必要です。
淹れ方4.水を沸騰させる
ケトル内にスチームロートをセットしたら、お湯を沸かせます。
水が温まってくると、フタについている窓(ガラスノブ)が曇ってきます。
さらに沸騰してくると、ロートからお湯がぽこぽこと噴出されます。
だんだん噴出の間隔が短くなるように火力を調節します。私は結構とろ火(弱火)で様子を見ていました。
淹れ方5.蒸らし作業
ロートからお湯が噴出して数分経つと、お湯がだんだん薄茶色になってきます。
少し色のついたお湯が噴出されたら、一度ケトルを火からおろし、60秒ほど蒸らします。
注意
本体や本体に取り付けたハンドルが熱くなっているので、グローブやミトンを使いましょう。
淹れ方6.再加熱して抽出
蒸らし作業が終わったら、再度火にかけて抽出していきます。
時間が経つにつれ、ロートから噴出されるお湯の色がだんだん濃くなっていきます。
この時に、出来上がりのコーヒーの濃さを調節することができます。
私は濃いめのコーヒーが好きなので、お湯の色味が変わらなくなるまで抽出しました。この時は5分程度抽出しました。
ココがポイント
スノーピークの説明書には、目安として「のぶのふちが濃いめの紅茶程度の色合いになった程度が抽出完了の目安」とのことです。写真を参考にしてみてください!
淹れ方7.完成
好みの濃さになったと思ったら火を止め、そのまま1分ほど待ったら抽出完了です。
その後、ケトルのフタを外し、スチールロートごとドリッパーを取り外します。
ココがポイント
フタやドリッパーはかなり熱くなっています。ミトン等で取り出すことをおすすめします。
広告
パーコレーターで淹れたコーヒーの味は?
私はこの抽出方法で初めてコーヒーを淹れてみました。
コーヒーの感想としては、ペーパーよりもさっぱりしていて飲みやすかったです。
コーヒーの濃さとしては、ペーパーより若干薄い程度でした。
フィールドコーヒーマスターの良いところ・気になるところ
今回3杯分のコーヒーを淹れてみましたが、量もちょうど良く、ケトルのコンパクトさは自宅でも使いやすかったです。
今まではドリッパーやケトルはそれぞれ別々で保管していましたが、フィールドコーヒーマスターならひとまとまりで保管できるので保管スペースも少なくて済みました。
使い方に関しては慣れも必要かと思いますので、これからも使っていけば問題ないかと思いました。
気になったのは抽出後についてです。
まず、抽出後にスチールロートを置くスペースが必要になります。今回は自宅で抽出したので問題ありませんでしたが、キャンプではお皿に一時退避させる等工夫が必要です。
また、ドリッパーやスチームロートの一部で、かなり鋭利な角の部分がありました。手を切る可能性もありますし、布巾で拭く際にひっかかってしまいました。特に使った後に洗う際は、注意して洗ったほうが良さそうです。
ココがおすすめ
コンパクトなサイズで収納にも便利
ココに注意
・抽出後にパーツを置いておくお皿が必要
・洗う際はパーツの角で指を切らないよう注意が必要
コーヒーの新たな楽しみ方が加わるキャンプギア
フィールドコーヒーマスターは、パーコレーターとしてもペーパードリッパーとしても使用できるので、コーヒーの新たな楽しみ方ができるキャンプギアです。
コンパクトですが、1回分のコーヒー豆くらいならケトル内に保管して置けるくらいのスペースはあるので、荷物をコンパクトにまとめることができます。
またキャンプ場で使ってみた際はレビューしたいと思います。
キャンプ場でパーコレーターを使ってコーヒーを淹れた時の様子をまとめた記事はこちらです。
こちらもCHECK
スノーピーク最小ケトル!フィールドコーヒーマスターのサイズ比較
スノーピークからケトルとドリッパーがセットになった「フィールドコーヒーマスター」は、今までに発売されてきたスノーピークのケトルの中でも最小サイズとなっています。 ...
続きを見る
参考スノーピーク【フィールドコーヒーマスター】をキャンプ場で使う時におすすめの周辺ギア
2020年12月に発売されたスノーピークの「フィールドコーヒーマスター」を、キャンプでパーコレーターを使ってコーヒーを淹れてみました。実際にキャンプサイトで必要 ...
続きを見る
フィールドコーヒー ミルを使用してみてわかった気になるポイントをまとめてみました。
フィールドコーヒー ミルの弱点とも言えるポイントなので、購入を検討されている方は必ず事前にチェックを!
こちらもCHECK
スノーピーク【フィールドバリスタ ミル】は消耗品!?使用4ヶ月レビュー
スノーピークの「フィールドバリスタ ミル」を使用して4ヶ月ほどが経ったので、改めてレビューしてみます。ほぼ毎週末利用してわかった、フィールドバリスタ ミルの気に ...
続きを見る
スノーピーク公式サイトはこちら↓
スノーピーク公式サイトでフィールドコーヒーマスターを探す↓
Amazonのスノーピーク専用サイトはこちら↓
広告
夏場の扇風機にも、冬場の電気毛布でも使える!防災用品のアフィリエイトなら、高単価ポータブル電源【PowerArQ】