スノーピークの「リビングシート」は春先におすすめのお座敷スタイルのキャンプに欠かせません!リビングシート専用に、スノーピークからは「リビングシート フロアマット」が販売されていますが、なくても十分快適にお座敷スタイルのキャンプを楽しめます。
この記事では、
リビングシートにフロアマットは必須なの?
フロアマットの代用品はあるの?
といった疑問をメインにお答えしています。
私はパートナーさんとリビングシートを使用してお座敷スタイルのキャンプを楽しんでいますが、フロアマットは使用していません。
しかし、快適にお座敷スタイルのキャンプを楽しめています!
我々はフロアマットの代用として「ラウンジクッション」を使っています。2つ購入してもフロアマットよりもリーズナブルなので、コスパも優れています。
リビングシートを敷いてもその上で直接寝たりするわけでないかと思いますので、地面の硬い場所でキャンプすることがあまり多くないのであれば、フロアマットはなくても快適にキャンプをすることができます。
今回は、リビングシートのレビューとフロアマットのおすすめ代用品をご紹介します。
リビングシートのサイズは?
リビングシートの広げた時のサイズは、幅3m、奥行き1.6mの長方形になります。
上の写真は、フロアマットを敷いていないリビングシートのみ張った状態です。
このサイズは、2人でデイキャンプやピクニックをするには十分すぎる広さで、テーブルや2人分の荷物を置いてもまだまだ余裕のあるサイズ感でした。
キャンプで使用する際も、2人で横になっても十分にスペースが確保されていました。
お子さん1人と大人2人でもギリギリ横になれるサイズです。
高さ10cmのフチで雨や土をシャットアウト
リビングシートのふちは高さが10cmほど立ち上がる構造になっています。
この壁により、靴の脱ぎ履きで起こりやすい土等がシートに乗ってしまうことを防いだり、水はね等による水の侵入を防いでくれます。
このふちは、支えとなるリブを立てることによって安定します。
リブは収納時は折り畳むことができるので、リビングシートの収納時のサイズは44×24cmとかなりコンパクトになります。
ふちを立たせるために知っておくべきポイント
私が初めてリビングシートを使った際は、うまくリビングシートのふちを立たせることができませんでした。
私なりに気づいた、リビングシートをキレイに張るためのポイントをご紹介します。
ポイント1.地面は平らで硬い場所を選ぶべし
まずはリビングシートを張る場所を確認しましょう!
当然ながら、地面が平らでない場所ではリビングシートはキレイに張ることができません。シートは地面が凸凹しても張ること自体は可能ですが、ふちを立てることが難しくなります。
基本的には地面が平らな場所を選ぶことをおすすめします。
同様に、地面が柔らかいとシートも浮き沈みが目立ってキレイに張ることができません。リビングシートは生地が薄いので、地面が柔らかいとシート上でも歩きにくくなります。特にフロアマットを使用しない場合は地面が硬い場所を選ぶことをおすすめします。
ポイント2.四隅はしっかりと伸ばすべし
リビングシートを張る場所が決まったら、次はペグダウンの場所がポイントです。
リビングシートの四隅には、長さ調節可能なバンドがついており、ペグダウンすることができます。
この四隅をしっかりと伸ばしてペグダウンすることで、リビングシートのふちがしっかりと立つようになります。
四隅をしっかりと伸ばしてペグダウンした上でバンドの長さを調節すると、さらにしっかりとリビングシートを伸ばして張ることができます。
なお、写真では付属のジュラルミンのペグを使用していますが、数回使うと曲がってしまいそうなので、鍛造ペグを使用することをおすすめします。
リビングシートは四隅のみペグダウンすれば良いため、必要なペグは4本となっています。
硬い地面であれば、あまり長いペグを使用するとペグダウンが大変なので、長さ20cmのペグでも十分安定してリビングシートを張ることができます。
ポイント3.シェルター内で使うときはサイズを確認すべし
3つ目のポイントは、一緒に使用するシェルターのサイズです。
私は「リビングシェルS」の中で使用しています。リビングシェルは設営すると、幅320cm、奥行き350cmほどになるので、リビングシートをギリギリシェルター内に設営させることができます。
しかし、サイズがギリギリなので、リビングシェルSを先に張ってからリビングシートを張ろうとすると、リビングシェルの壁やスカート部分が邪魔をしてぴったりと張ることが難しくなります。
画像:スノーピーク公式サイトより引用
ちなみに、4人用の「リビングシェル」であればサイズに余裕を持ってリビングシートを張ることができるようです。
リビングシートを単体で使用する際は問題ありませんが、シェルター内にシートを設置する際は、リビングシートとほぼ同じサイズのシェルターでは先にリビングシートを張っておくことをおすすめします。
フロアマットおすすめ代用品
お座敷スタイルのキャンプをさらに快適にしてくれるフロアマットですが、マットだけで13,000円ほどかかってしまい、リビングシートより高額になっています。
サイズがぴったりなので、リビングシート内でマットが動いたりすることが少ないので便利なのですが、もう少しリーズナブルなものが欲しいという方も多いはず!
また、フロアマットはカラーがグレーのみのシンプルなものなので、デザインの入ったものが欲しいという方は、別のマットで代用する必要があります。
そんな方のために、フロアマットのおすすめ代用品をご紹介します。
金源リビング レジャーシート
画像:Amazonより引用
リーズナブルでデザインのあるシートが欲しいという方には、金源リビングのレジャーシートがおすすめです。
サイズは145×200cmと、200×200の2種類があるので、リビングシートにぴったりと合わせることはできませんが、2枚購入しても5,000円以下に抑えることができます。
QUICK CAMP ごろ寝マット
画像:Amazonより引用
厚めのクッションで快適に過ごしたい!という方にはこちらのマットがおすすめです。
厚さ5cmのクッションにより、ごろ寝も快適です。
ごろ寝マットを広げた際のサイズは、195×60cmほどなので、リビングシート内では2つ敷くと隙間が少なくて済みます。
PENDLETON ブランケット
画像:ペンドルトン公式サイトより引用
アメリカンインディアンテイストのおしゃれなシートが欲しい!という方には、PENDLETON(ペンドルトン)のブランケットがおすすめです。
無地のマットを購入し、その上にペンドルトンのブランケットを敷くとおしゃれキャンプサイトが出来上がります。
お座敷スタイルならこんなものもマットの代用品になります
画像:スノーピーク公式サイトより引用
マットではありませんが、お座敷スタイルのキャンプにぴったりなのが、スノーピークから発売されている「ラウンジクッション」です。
収納時は真ん中で二つ折りできるので、コンパクトに収納することができます。
折り畳んだ状態で座れば、足を圧迫することでの足の痺れを抑えることもできます。
カラーは写真のグリーンのほかに、オレンジもあります。
私もそれぞれのカラーを購入して使っていますが、座り心地は抜群です。
また、背もたれがないと腰が痛くなるという方には、こちらの座椅子「グランドパネルチェア」もおすすめです。
グランドパネルチェアもラウンジクッションと同様に、折り畳んで収納することができます。
グランドパネルチェアは、他社メーカーの座椅子と比較して、背もたれ部分にも補強のための大きなバンドが付いているので、しっかりと体重を預けてられることが特徴です。
こちらの記事で詳しくレビューしていますので、参考にしてみてください。
フロアマットがなくてもリビングシートで快適なお座敷キャンプを
フロアマットはあることでリビングシート全体を余すことなく使うことができるので便利なオプションです。
しかし、別メーカーのシートを敷いてみたり、クッションや座椅子を使用することで、快適にお座敷スタイルのキャンプを楽しむことができます。
また、リビングシートなら、シェルターやテント専用品と違い、単体で使用できることから使い勝手が良いこともポイントです。
リビングシートはなかなか展示されていないことが多いですが、一度使えばその快適さからハマること間違いなしです!
暖かくなる時期に向けて、リビングシートを検討してみてはいかがでしょうか。
リビングシートのスペック
- サイズ:160×300×10(h)cm
- 重量:1.1kg
- 収納サイズ:24×44cm
- セット内容:本体、ジュラルミンペグ(17cm×4)、収納ケース、ペグケース
- 材質:210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム
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