ロースタイルキャンプで使用するチェアとテーブルを、スノーピークで揃える際のおすすめの組み合わせが、「IGTスリムとローチェア ショート(ローチェア 30)」と「エントリーIGTとTake!チェア ロング」の組み合わせです。実際に購入して組み合わせて写真を撮ったので、購入の参考にしていただけると嬉しいです。
この記事では、
スノーピークでのおすすめチェアとテーブルの組み合わせは?
チェアとテーブルの高さはそれぞれどれくらい?
といった疑問にお答えしています。
スノーピークギアでの組み合わせとして、
「IGTスリム」と「ローチェア ショートまたはローチェア 30」
「エントリーIGT」と「Take!チェア ロング」
の組み合わせを試しましたが、どちらもロースタイルキャンプにはちょうど良かったです。
「IGTスリムとローチェア ショート」の組み合わせは、2021年にスノーピークの野遊びセットとしても販売されたことからも、その組み合わせはスノーピーク公式でもおすすめされている組み合わせです。
実際にそれぞれ購入してみたので、その雰囲気や気になったところをまとめます。
また、「IGTスリムとローチェア ショート」の組み合わせは結構高額になります。
組み合わせはいいけどちょっと高いという方には、「エントリーIGTとTake!チェア ロング」の組み合わせもおすすめです。
こちらもセット価格、それぞれのチェアとテーブルの高さをはじめ、気になったところをまとめます。
IGTスリムとローチェア ショートのキャンプ上級者セット
IGTスリムとローチェア ショートはともにロースタイルキャンプにぴったりの高さの組み合わせでした。
IGTスリムのサイズは、長さ94cm、幅40.3cm、高さ40.8cmあり、ローチェア ショートは幅58cm、奥行き65cm高さ69cmあり、シートの高さは30cmほどあります。
シートの高さに比べてテーブルの高さが高いので、ローチェア ショートに座ってIGTスリムに置いたものを取るときも、そこまで前屈みにならなくても取れるので、料理をしたり食事をする分には苦に感じることは全くありませんでした。
ちなみに私の目線で見るとこんな感じです。テーブルの高さよりも膝の位置が高くなってしまうため、テーブルの下に脚を入れると若干窮屈でした。しかし、イスを引くとしっかりとテーブル下にイスを収納できるので、邪魔にならないので、キャンプ以外にも自宅での使用にもおすすめです。
IGTスリムとローチェア ショートは、ともにフレームがステンレスに黒塗装が施されていることと、テーブル天板とイスのアームレストに使用されている木材のカラーがかなり近いため、統一感のあるセットになっています。
ちなみに、同じくスノーピークのローチェアとしておすすめの「ローチェア 30」ですが、こちらも背もたれの高さ以外はローチェア ショートとほとんど同様なので、IGTスリムとの仕様におすすめです。
しかし、細かなポイントですが、ローチェア 30のアームレストの色味は、ローチェア ショートと比較して明るめのものが採用されています。IGTスリムと使用すると、その色味の違いが分かりやすいので、イスとテーブルの一体感を重視するなら、ローチェア 30よりもローチェア ショートをおすすめします。
IGTスリムとローチェア ショートの組み合わせで気になるところ
フレームの塗装が気になる
IGTスリムとローチェア ショートはどちらもフレームが黒色に塗装されています。
雰囲気は良いのですが、どうしても気になるのが塗装剥がれです。
特にIGTスリムは構造上フレーム同士が接触しやすいので剥がれやすいかと思います。
また、IGTスリムとローチェア ショートを一緒に保管すると、それぞれのフレームがぶつかり、同様に塗装が剥がれやすいかもしれません。
経年劣化の味と思えば良いのですが、気になる方は気になるかもしれません。
長時間のパソコン仕事には向かない
脚がテーブルの下に入り、目一杯テーブルをイスに近づければそこまで気になりませんが、そこまで近づけられないと物を取る際にどうしても前屈みになります。
何度も繰り返すとテーブルの低さが気になるかもしれません。食事をしている際にちょっとお皿を置く分には問題ありません。フォークとナイフを使って常にテーブルにお皿を置いて食事をする際は、ちょっと腰が疲れました。
IGTスリムとローチェア ショートのスペックはこちら
IGTスリム
- サイズ:940×403×408(h)mm
- 重量:4.8kg(フレームのみ)、7.4kg(天板含む)
- 収納サイズ:852×403×80(h)mm
- ユニット:3ユニット
- セット内容:本体、天板×6枚、収納ケース
- 材質:ステンレス、天然木(チーク)、スチール(カチオン電着塗装)
- 価格:38,800円(税別)
ローチェア ショート
- サイズ:580×650×690(h)mm(シート高300mm)
- 重量:3.4kg
- 収納サイズ:160×180×840(h)mm
- カラー:グレー、アイボリー
- セット内容:本体、収納ケース
- 材質:アルミニウム、天然木(チーク)、ステンレス、ポリエステル
- 価格:21,800円(税別)
エントリーIGTとTake!チェア ロングのリラックススタイル
エントリーIGTはその名のとおり、IGTシリーズのエントリーモデルとしてリーズナブルながらオプションパーツを装着できるおすすめのローテーブルです。
このエントリーIGTに今まで何度も組み合わせてきたのが、Take!チェア ロングです。
エントリーIGTの高さは40cm、Take!チェア ロングのシートの高さは36cmほどなので、IGTスリムとローチェア ショートの比較するとその差が小さいので、前屈みの角度も少なくて済みます。
Take!チェア ロングは背もたれが大きく沈み込みも大きいので、リラックスしたい時にこの組み合わせはおすすめです。
エントリーIGTとTake!チェア ロングの組み合わせで気になるところ
長時間のパソコン仕事には向かない
IGTスリムとローチェア ショートの組み合わせと同様に、前屈みの姿勢が気になるのでやはり長時間のパソコン作業には向かないかと思います。
また、Take!チェア ロングにもアームレストはついていますが、「バンド」のため、ホールド性がローチェア ショートと比較すると低めです。カップホルダーはTake!チェア ロングにはつけられないことも含め、Take!チェア ロングの収納力はほとんどありません。
収納袋が付属しない
IGTスリムとローチェア ショートには、それぞれ専用の収納袋が付属します。
サイズはぴったりなので少々入れずらいこともありますが、収納袋に入れておけば保管や持ち運びもしやすくなります。
一方で、エントリーIGTとTake!チェア ロングにはともに収納袋は付属しません。
特にTake!チェア ロングは収納時のサイズが1mほどあるので、持ち運びを考慮して別で収納袋を用紙した方が良いと思います。
おすすめは、私も使用しているスノーピークのパイルドライバーケースです。
恐ろしくぴったりフィットします。
エントリーIGTとTake!チェア ロングのスペックはこちら
エントリーIGT
- サイズ:865×440×400(h)mm
- 重量:6.5kg
- 収納サイズ:832×440×50(h)mm
- セット内容:本体、天板(1ユニット×2、ハーフユニッ ト×2)
- 材質:集成材、アルミニウム合金、スチール(クロームメッキ)
- 価格:16,800円(税別)
Take!チェア ロング
- サイズ:595×800×950(h)mm(シート高360mm)
- 重量:3.5kg
- 収納サイズ:100×150×1,280mm
- 材質:フレーム/竹集成材・アルミニウム合金、金具/ステンレス、シート/綿帆布(6号)
- 価格:19,800円(税別)
食事であればこの組み合わせ
IGTスリムとローチェア ショートは、イスの座面の高さとテーブル天板の高さに10cmほどの差があるので、物を持ち上げるのにも、テーブルでちょっとした作業をするにもそこまで疲れませんでした。しかし、仕事用としてIGTスリムとローチェア ショートの組み合わせでは、テーブルが低いので疲れやすいかと思います。
長時間の作業をしなければIGTスリムとローチェア ショートの組み合わせは、ロースタイルの料理や食事にはベストかと思います。
IGTスリムとローチェア ショートよりもさらに快適性を求めるのであれば、エントリーIGTとTake!チェア ロングの組み合わせがおすすめです。
どのアイテムもスノーピーク公式サイトでは在庫切れになることが多い人気アイテムですので、他のECサイトでも在庫をチェックしてみてください。
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