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マキタのバッテリー無しでスノーピークのフィールドファンをデイキャンプで使ってみた

2021年5月19日

フィールドファンのキャンプ時の使い心地

にんじん

デイキャンプをパートナーさんと楽しみながら、スノーピークのキャンプ道具や最新情報をブログ記事にしています。 スノーピーク好き、デイキャンプ好きの方に、特に役立つ情報を発信しようと日々頑張っています! レザークラフトも趣味で行っています。売れるグッズを作ろうと日々模索中。

スノーピーク公式サイトでも入荷するとすぐに売り切れてしまう人気ギア「フィールドファン」を実際にデイキャンプで使ってみました。結論としては風力も強く、テントやタープの下では風を十分に感じることができました。私はマキタのバッテリーは持っていないので、ポータブル電源で動かしました

この記事では、

実際にキャンプで使ってみた時の風力は?

バッテリーの代わりになるポータブル電源のおすすめは?

といった疑問をメインにお答えしています。

スノーピークのフィールドファンは、マキタから発売されている「充電式ファン」のスノーピークオリジナルカラーです。

機能はスノーピークもマキタも同じなので、マキタのバッテリーを使用すれば屋外でも強力な扇風機やサーキュレーターとして活躍してくれます。

多くの方はバッテリーを使用しているようですが、マキタのバッテリー充電器をそれぞれ購入すると2万円を超えてしまい、フィールドファンと加えると3万円を超えてきます。

マキタの製品で使えるといっても、他のマキタ製品を持っていない方は結局フィールドファン専用になってしまい、扇風機に3万円は高いなぁということで購入を躊躇されていらっしゃる方も多いのでは?

実際私もそうでしたが、私はいくつかポータブル電源を持っているので、マキタのバッテリーがなくてもキャンプ等屋外でフィールドファンを使うことができました

今回は、フィールドファンの実際のデイキャンプでの使用感と、フィールドファンを動かすのに必要なおすすめポータブル電源をご紹介します。

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キャンプでも感じる風の強さ

デイキャンプでフィールドファンを使ってみた

実際にフィールドファンを、パートナーさんとのデイキャンプで使ってみました。

わかりづらいですが、写真中央にあるカーキ色のファンがフィールドファンです。

スノーピークフィールドファンデザイン

画像:スノーピーク公式サイトより引用

実際はこのようなファンの下に台座があるデザインとなっています。

写真のように、デイキャンプでタープ下に設置して使ってみました。

結論としては、こんな環境でもシートの上にいれば、どこでも風を感じることができるほど風力はしっかりとありました

フィールドファンの風力は、弱/中/強の3段階があります。弱でも風を感じることはできますが、タープ下では強をおすすめします。

夏場のキャンプはかなり暑くなります。
テント内は特に暑くなるので、快適にキャンプをするならファンがないときついです。

フィールドファンなら、このようなタープ下でも風をしっかりと感じることができるので、テント内はもちろんアウトドアで大活躍してくれます

マキタのバッテリーがなくても大丈夫!

私はマキタ製品を持っていないので、マキタのバッテリーは持っていません

今後スノーピークからマキタ製品のスノーピークオリジナルカラーのギアも発売される予定ですが、それでも私はバッテリーは不要かと思っています。

なんだかんだ持ち運べるといっても、キャンプ場ではフィールドファンを一度設置すれば動かすことも滅多にありません。

そこで私がおすすめするのが、「ポータブル電源」です!

最近では小型のものから大容量のものまで多くの種類が発売され、Makuake等のクラウドファンディングでも発売されると予想以上に売れる大人気アイテムです。

キャンプだけでなくアウトドア全般に使えますし、災害時や停電時にも手軽に電力が確保できるので、災害用として備えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

ポータブル電源は災害用に買ったけどほとんど使う機会がないという方も、これを機にキャンプに持ち出してみてはいかがでしょうか!

今回私が使用したのは、(株)イデアルから発売されている「PhewMan500」というポータブル電源です。

詳細はこちらの記事でレビューしていますので、基本情報についてはこちらを参考にしてみてください。

最近ではコンパクトになりながら、より容量が増え、機能性も増した「PhewManSmart500」も発売されました。こちらもレビューしていますので、どのような進化がなされたのかチェックしてみてください!

使ってる様子はこんな感じです。

フィールドファンに付属する電源コードは、いわゆるコンセント(AC電源)のものですが、PhewMan500ならそのまま端子に挿入することできます

実際の使用可能時間も見てみると、残りバッテリー容量が70%近くになっていますが、それでも残り32時間前後使うことができます!(液晶真ん中が残りの使用時間の目安です。)

これなら1泊2日のキャンプでもつけっぱなしでもギリギリ持つレベルです。しかもフィールドファンの風力は「強」に設定しています。

マキタのバッテリーがあれば、どこへでも手軽に持ち出せます。ポータブル電源よりも軽いため、持ち運びは便利ですが、マキタ製品でしか使えません。また、キャンプサイトに持っていった後は、そうそうフィールドファンを動かすこともありません。

であれば、フィールドファンをはじめ、コンセントやUSB充電をはじめ、緊急時のライトまでついたPhewMan500の方が使い勝手は良いかなと思います。

フィールドファンを動かせるポータブル電源の条件とは?

AC出力できる

フィールドファンをバッテリーなしで動かすためには、付属しているACアダプタを使って電源を確保する必要があります。

そのため、ポータブル電源にもAC出力端子が必要になります。

あまり小型のポータブル電源の場合、AC出力端子がついていない場合がありますので、ポータブル電源の出力端子を確認する必要があります。

定格出力100Wあればフィールドファンを動かせる

ポータブル電源の条件

写真は、フィールドファンの風力を「強」にした状態です。

PhewMan500の場合、写真左から順に、バッテリー残量、残りの使用時間の目安、消費電力を表しています。

ポータブル電源でフィールドファンを動かそうとした場合、強でも定格出力が12W以上あれば動くことになります。

ただし、私が実際にフィールドファンを動かしている最中に画面を見ていたところ、たまに12Wを超える場合があったので、定格出力100W以上のポータブル電源であれば、ほとんどのポータブル電源で使用することができます。

おすすめのポータブル電源

Anker(アンカー) PowerHouse 100

Anker PowerHouse 100

画像:楽天市場より引用

PowerHouse100は、小型軽量ながら、4台同時に充電することができる高機能なポータブル電源です。

小型のポータブル電源の場合、USB端子のみの場合も多い中、PowerHouse100はAC100V出力にも対応しているため、フィールドファンのコンセントを直接挿すことができます。

また、付属するUSB-C急速充電器と電源ケーブルにより、約3時間でPowerHouse100本体の充電も完了させることができます。

バッテリー容量約100Whなので、フィールドファンであれば10時間前後は使用することができます。

  • サイズ:約201 × 120 × 31mm
  • 重量:約862g
  • 入力:USB-C:5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=2.25A (最大45W)
  • 出力:AC:110V ~ 0.91A, 60Hz, 100W (瞬間最大125W)、USB-A:5V=3A (各ポート最大12W / 合計最大15W)、USB-C:5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=2.25A (最大45W)
  • 最大出力:160W (4ポート合計)
  • バッテリー容量:27,000mAh / 97.2Wh

SUNVALLEY(サンバレー)RAVPower RP-PB054Pro

RP-PB054Pro

画像:RAVPower公式サイトより引用

RP-PB054ProはPowerHouseよりもさらに軽量なポータブル電源です。

コンパクトな分、使用できるものに制限はありますが定格出力は80Wあるため、フィールドファンであれば動かすことができそうです。

外出先でパソコン作業をすることが多いかたで、屋外でも電源を確保して仕事をされたいという方にもおすすめのポータブル電源です。

  • サイズ:L69mm × W69mm × T155mm
  • 重量:660g
  • 入力:5V/3A,9V/3A,12V/2.5A,15V/2A,20V/1.5A,最⼤PD 30W
  • 出力:AC: 110V-120V/60Hz, 最⼤100W 定格80W、iSmart:5V/2.4A, 9V/2A, 12V/1.5A, 最⼤18 W QC3.0
  • バッテリー容量:20,000mAh

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源240

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源240

画像:Amazonより引用

フィールドファンを動かすには定格出力100Wもあれば十分ですが、もう少しバッテリー容量に余裕があり、長時間ファンを動かしたいという方には、バッテリー容量が200wほどのポータブル電源がおすすめです。

Jackeryはポータブル電源の中でも人気メーカーで、多くのバッテリー容量のものが販売されているので、動かしたい家電に合わせてぴったりのポータブル電源が選択できるのも嬉しいところです。

  • サイズ:230×133×167mm
  • 重量:3.08kg
  • バッテリー容量:241.9Wh
  • 定格出力:200W
  • 瞬間最大出力:400W
  • 出力:AC 100V~2A,60Hz、USB 2 x 5V 2.4A,最大24W

AUKEY ポータブル電源(297Wh) PS-RE03

PS-RE03

画像:Aukey公式サイトより引用

Aukeyのポータブル電源は、どこかレトロな雰囲気が漂うので、キャンプサイトでの使用にも違和感なく溶け込めるデザインが特徴的です。

見た目はレトロですが、出力ポートはAC出力が2口をはじめ、多くのポートがあるので機能性は抜群です。

カラーもブルー、グレー、ホワイトの3色が発売されており、見た目にもこだわりたいという方におすすめのポータブル電源です。

サイズ:262×164×156mm

  • サイズ:262×164×156mm
  • 重量:3.7kg
  • バッテリー容量:82,500mAh/297Wh
  • 定格出力:300W
  • 瞬間最大出力:600W
  • 出力:USB SB-A×2ポート: 5V / 2.4A (合計4.8A)、USB-A (QC3.0)×2ポート: 5V / 3A, 9V / 2A, 12V / 1.5A、USB-C (PD3.0)×1ポート: 5V / 3A, 9V / 3A, 12V、DC 6530×1ポート: 12V / 8A シガーソケット×1ポート: 12V / 10A、AC 100-120V~50/60Hz

PowerArQ(パワーアーク)SmartTap

PowerArQ パワーアーク SmartTap

画像:楽天市場より引用

PowerArQのポータブル電源は、どこか無骨さあふれるデザインが特徴のポータブル電源です。

バッテリー容量は600Wh以上あるので、1泊キャンプであれば、1日中付けっ放しも可能なほどの容量を誇ります。

フィールドファン以外にも、小型のトラベルクッカーも動かせるほどの機能を誇ります。

  • サイズ:24.2cm x 30.0cm x 19.3cm
  • 重量:6kg
  • バッテリー容量:626Wh
  • 定格出力:300W
  • 出力:USB 5V/2.4A、DC 12V/10A 6.5mm/2口、AC 100V/3A

フィールドファンはポータブル電源で動かせる!

フィールドファンを動かすために、マキタのバッテリーは必ずしも必要ではありません!

フィールドファン以外にも、スマホやパソコンを充電したり、トラベルクッカーで料理したりと、ファンを動かす以外にも使えるポータブル電源は、キャンプにもおすすめです。

ポータブル電源は、夏場はファンを、冬場は電気毛布等暖房機器を動かすことができるので、1年中使うことができます。

災害時や緊急時にも役立つので、とりあえず自宅に備えてみてはいかがでしょうか。

フィールドファンのスペック

  • セット内容:本体、ACアダプタ
  • 材質:本体/ABS樹脂、ACアダプタジャックキャップ/TPU
  • 使用電源:リチウムイオンバッテリ…
  • 18V…BL1860B,1850/B・1840・1830/B,BL1820B・1815N
  • 14.4V…BL1460B,1450,1440,1430/B,BL1415N
  • 家庭用電源…AC100V 50/60Hz
  • バッテリ電圧:14.4V/18V
  • 連続使用時間(目安・弱):約9時間40分(BL1830B)※強/中/弱モード切替
  • 最大風速:180m/min
  • オフタイマー:1h/2h/4h
  • モータ:直流マグネットモータ
  • 首振り機能:左右45°
  • 運転スイッチ:強/中/弱モード

現在ハンドメイドアイテムのECサイトCreemaやminneで「Ninjin Leather Factory」のもと発売中です。

スノーピークギアに関連したアイテムをレザークラフトで製作しています。

このギアの収納ケースがあればいいのに!という方は一度はのぞいてみてください!

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