スノーピークのキャンプギアの収納コンテナといえば、「シェルフコンテナ」が有名です。私も大きい方のシェルフコンテナ50を購入しました。結論から言うと、私には大きかったです。失敗しないシェルフコンテナの選び方をまとめました。
目次
この記事では、
といった疑問にお答えしています。
シェルフコンテナは、キャンプギアの保管ボックスとしても、キャンプサイトでは見せる収納として棚にもなるよう変形するコンテナです。
私もその変形させて重ねた様子に一目惚れして、シェルフコンテナ50を購入しました。
キャンプギアの保管や持ち運びの目的で購入しましたが、現在はパートナーさんの日用品収納ボックスになっています。
シェルフコンテナには25と50の2サイズが販売されていますが、キャンプギアの保管や持ち運びの目的でどちらを購入仕様と迷っていらっしゃる方に、実際に使ってみた私なりの感想や選び方をまとめました。
シェルフコンテナ25と50のサイズの違いはかなりある
シェルフコンテナの2サイズには、かなりの違いがあります。
シェルフコンテナ25のサイズは、幅520×奥行き325×高さ210mmで重量は3.6kgあります。
シェルフコンテナ50のサイズは、幅625×奥行き405×高さ270mmで重量は5.5kgあります。
サイズ以外のスペック上の違いはありません。
スペックとして公式サイトに記載されているサイズは外寸のものですが、素材がしっかりしているので厚みはほとんどありません。内寸は外寸と同等と考えて良いと思います。
コンテナの四隅は丸くなっているので若干スペックよりは狭いかもしれませんが、特段コンテナ内に突起はないのでキャンプギアの収納はしやすかったです。
どちらも積載量は20kgまでとなっています。素材がしっかりしているので、たくさんキャンプギアを入れても壊れそうな不安を感じることは一切ありませんでした。コンテナの上に重たいポリコットン製のテント(15kg以上)のものを載せたりしていましたが、コンテナが曲がったり、壁が倒れることもなくしっかりと支えてくれました。
スペック上ではわかりづらいですが、サイズに関してはひとまわり以上の違いがあります。
シェルフコンテナを選ぶ時のポイント
あまり多くのことを確認する必要はないかと思いますが、最低限購入する際には以下の2点は事前にチェックしておくことをおすすめします。
1.収納・積載場所のスペースは十分か?
一番重要なのがシェルフコンテナを収納しておく場所に十分なスペースがあるかどうかです。
当たり前かもしれませんが、私はこの点でちょっとしたミスを犯しました。
私はシェルフコンテナを、基本的には車に積んで持ち運ぶことを想定していました。
シェルフコンテナ50は車内に載せることはできました。
しかし、かなり場所をとってしまい、他のストーブやワゴンをしまうスペースがかなり狭くなってしまいました。
加えて車内でシェルフコンテナ50を2個以上スタッキングするためには、最低でも60cm程度の高さが必要になります。(シェルフコンテナ50の高さが27cmほどあるため)
私の車はSUVではありますが、後部が傾斜しているのでシェルフコンテナ50を2個スタッキングさせることはできませんでした。
また、スタッキングしてしまうと下のシェルフコンテナに入れたものを取り出すために、いちいち上のシェルフコンテナをどかす必要があります。コンテナだけでも5kg以上あり、キャンプギアを入れると10kg以上になるため、頻繁な道具の取り出しを考えるとちょっと使い勝手が悪いかと思いました。
さらに、左右についた取っ手部分はかなり出っ張っています。壁にピタッとコンテナをつけることが難しい場合もありました。
シェルフコンテナ25はサイズが小さいですが、複数個使うことを想定すれば収納力については問題ないかと思います。収納する場所、車での積載する場所についてはしっかりとあらかじめ検討しておくことをおすすめします。
2.キャンプギアをシェルフコンテナに入れて持ち運びするか?
シェルフコンテナはメインの素材にスチールを使用しています。シェルフコンテナ25でも3.6kgあり、50では5.5kgあります。コンテナ本体だけでもかなりの重量です。
私はコンテナ内に、エントリーIGTの天板をはじめ、調理器具類の全てを収納していたので、10kgは軽くオーバーしていたと思います。
私はコンテナごとキャンプサイトに持っていこうとは思いませんでした。
中に収納したものを毎回全て使うわけではなかったので、使うものだけコンテナから毎回取り出していたのが現実です。
さらに、キャンプギアをコンテナ内にたくさん収納しておくと、折角のシェルフコンテナの特徴である棚への変形もできなくなってしまいます。
結局、シェルフコンテナ50を車から出す機会はほとんどありませんでした。
持ち運びを頻繁に行うなら、シェルフコンテナ25を複数個購入する方が使い勝手が良いと思いました。コンテナの使い分けもできますし、スタッキングした美しさと迫力は他の収納ボックスでは出せない魅力です。
ただし、私はデイキャンプ中心です。
時間のある宿泊キャンプであればそのまま持ち出しても良いかもしれません。あくまで私の使用環境での話しになります。
その他気になるところ
1.防水ではないので収納場所を汚すことも
シェルフコンテナの本体はスチール製のため、素材だけ見れば水にも強い印象を持ちます。
しかし、シェルフコンテナは、コンテナ中央部が折れる構造であることもあって、どうしてもコンテナを構成するパーツの間に溝が生じています。
この溝は意外と広いので水が隙間を通って漏れて来てしまいます。また、コンテナ底部の四隅をはじめ、デザイン上の穴がいくつか空いています。
濡れたものをそのままシェルフコンテナに保管し、車に積んでしまうと車の床を汚す可能性があります。
濡れたものはビニール袋に入れる等対策をする必要があります。
防水の収納バッグが欲しい!という方は、シェルフコンテナ50よりサイズは小さいですが、値段もリーズナブルな「ウォータープルーフユニットギアバッグ110」や「ウォータープルーフユニットギアバッグ220」がおすすめです。スノーピーク公式では、「シンクとしても使用できる」と謳うほどの防水性能があります。
2.天板が純正では用意されていない
どちらのサイズのシェルフコンテナも、スノーピーク純正の天板は販売されていません。
サードパーティー製であれば、安価なものからおしゃれなものまでさまざまな天板が発売されています。
しかし、特にシェルフコンテナ50はサイズが大きいので、天板のお値段も気になるところです。
強固なコンテナが欲しいならおすすめ
今回は、シェルフコンテナ50の私なりの気になるポイントや選び方のポイントをまとめました。
キャンプギアの収納ボックスとしては、強固ながら斬新な棚への変形は、他の収納ボックスでは味わえない魅力かと思います。
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