2021年スノーピークのカタログ掲載アイテム「エクステンションIGT」がついに発売となりました!発売日にゲットして、何度か使ってみたので気になるポイントをまとめてご紹介します。
目次
この記事では、
といった疑問にメインにお答えしています。
2021年のスノーピークカタログにも掲載されていた「エクステンションIGT」がついに発売となりました!
IGTシリーズといえば、天板にフラットバーナーを装着してキッチンにしたり、テーブルを延長させたりと、スノーピークのキャンプギアの中でもカスタム性の高いキャンプ道具です。
今回登場したエクステンションIGTは、その名のとおりテーブルの天板を標準で広げることができる機能が特徴です。
そんなカスタムしなくても機能性の高いエクステンションIGTのおすすめポイントや購入前に確認しておきたい点をまとめてご紹介します!
広告
しっかりとした収納ケースが付属
まずは付属品から見ていきます。
エクステンションIGTの付属品は、
- 本体
- 天板保護パーツ×2
- 収納ケース
- 取扱説明書
となっています。
購入時は収納ケースは本体裏面に収まっていました。
天板保護パーツは、フラットバーナー等バーナーをえくテンションIGTに装着する際に、天板を熱から保護するのに使用するパーツになっています。
こちらの天板保護パーツにもスノーピークのロゴが入っていました。
保護ケースは2箇所の面ファスナーで固定する仕様となっていました。
しっかりと固定することができるので、本体が飛び出してくることはありません。
保護ケースはエクステンションIGT専用となっています。マチは小さめなので、天板をさらに数枚入れておくことはできそうですが、バーナー類をしまっておくことは難しそうでした。
保護ケースには、天板保護パーツを収納する専用のポケットもついていました。
天板保護パーツも金属製のため、そのまま収納すると本体を傷つける恐れがあるので、使わない時はこちらのポケットにしまっておくと便利です。
スノーピークでは収納ケースは今までにも販売されてきましたが、付属品としてセットで販売されているのは嬉しい限りです。
収納サイズ・重量は脚付きIGTの中でも最大
エクステンションIGTの収納サイズは、脚がフレームについているIGT(エントリーIGT、IGTスリム)と比較すると大きいです。
各テーブルのサイズと重量は以下のとおりです。
エクステンションIGT | エントリーIGT | IGTスリム | |
収納時サイズ | 840×498×67(h)mm | 832×440×50(h)mm | 852×403×80(h)mm |
重量 | 11kg | 6.5kg | 7.4kg |
収納時のテーブルの幅と高さは、IGTスリムと比較すると1cmほど小さいですがほぼ同等サイズです。
しかし、使用時のサイズを考えると、エクステンションIGTはかなりコンパクトになります。フレームが中央部分で二つに折り曲げて収納できるようなテーブルは他者から多く販売されていますが、フレームが折れることなく収納できるにもかかわらずこの幅に収まっていることを考えると、そのコンパクトさが伺えます。
一方で、フレームがエントリーIGTやIGTスリムと比較すると厚みのあるしっかりとしたものを採用していることから、重量はそれらのテーブルと比較すると約1.5倍ほどあり、10kgを超えてきます。
アルミやステンレス鋼を使った強靭な作り
エクステンションIGTの素材は以下のとおりです。
- 天板:竹集成材
- スタンド:アルミニウム合金、ステンレス鋼、スチール、樹脂
エクステンションIGTのフレームは、アルミニウム合金やステンレス鋼等金属を使用しているため、しっかりとした厚みと重量感があります。
また、フレームはブラック仕上げになっているので、色の濃いめの竹集成材の天板と合わさって、落ち着いたカラーリングになっています。
IGTスリムのフレームにあったあの弱点を克服!?
ブラックのフレームはおしゃれでいいのですが、IGTスリムのフレームには気になる点がありました。
IGTスリムの脚は、そのまま広げるとどうしてもアルミのフレームに脚が当たってしまい、無理に開こうとすると脚の黒色の塗装が剥がれてしまうという弱点がありました。
組立て時や収納時はしっかりと脚を押し込んで作業しないといけないため、急いでいる時はちょっと手間を感じていました。
あまり外から見える部分ではありませんが、そもそも削れてしまうのもどうかなとおもっていました。
しかし、エクステンションIGTでは、各フレームの可動部は接触しない設計となっているので、脚を広げてもフレーム同士が擦れることがありません!
エントリーIGTと同様な仕様になっており、脚を開いて補助バーを脚のネジ部分にセットすることで、フレームに脚が密着することがなくなり、脚やフレームをきれいに使うことができます。
スノーピークの塗装は、きれいですが少し弱いなと思っていたので、エクステンションIGTではIGTスリムにあったフレームが擦れるという弱点が克服されていました!
細かいですが、個人的にはかなり嬉しいポイントです。
天板のスライドは静かでスムーズ
エクステンションIGT最大の特徴でもある天板のスライドは、かなり静かでスムーズでした。
天板部分にはスライドする箇所にステンレス鋼がついているので、度重なるスライドにも耐えうる耐久性があります。
スライドは簡単で、フレーム左右にあるこのピンを下に引くとロックが解除されるます。ピンを引いたまま90度回転させるとピンが固定されるので、天板を左右に動かなくなるまで引き、最後にピンを再度90度回して天板を固定できます。
左右それぞれスライドさせると、写真のように中央部に2ユニット分のスペースを確保することができます。
広告
IGT最大級の広さを誇る天板
天板は開かない場合でも幅840mm、奥行498mmあります。
エントリーIGTやIGTスリムの場合、天板の前後左右にはフレームがありますが、エクステンションIGTは上から見るとフレーム部分が見えないので、大きなテーブルとして使用することができます。
さらに、最大まで天板を広げると幅1348mm、奥行498mmとかなり広いテーブルとなります。
テーブルとして使用する際のポイント
私はフラットバーナー等テーブル埋め込みタイプのバーナーを持っていないので、「ウッドテーブルW竹」を装着してみました。
ウッドテーブルW竹は2ユニット分のサイズなので、エクステンションIGTを広げた際のスペースにピッタリと合わせることができます。
また、エントリーIGTに付属する天板を合わせるとこのような雰囲気になります。
エントリーIGTの天板とエクステンションIGTの天板の色味に違いがあるのがわかります。
テーブルの一体感が欲しい!という方には、別売りの「ウッドテーブルW竹」がおすすめです。
ウッドテーブルW竹の注意点として、エクステンションIGTの天板と高さが合わないと点が挙げられます。
ウッドテーブルW竹は、厚さは12mmほどと薄めなので、完全に1枚の天板のテーブルとして使うのは難しそうです。また、エントリーIGTの天板は単体では販売されておらず、エントリーIGTの天板でもエクステンションIGTとは若干の段差ができてしまいます。
「延長」はできない
エクステンションIGTは天板をスライドさせることで、フレーム中央にさらに別のバーナーやテーブルを装着することができますが、一方で他のIGTシリーズで使用することができる天板を延長できるアイテム「マルチファンクションテーブル」を装着させることができません。
エクステンションIGTの側面には溝がありますが、これは天板をスライドさせるために備わっているため、この溝を利用してテーブルを延長させることはできません。
公式でもマルチファンクションテーブルやスライドトップハーフ等は使用できない旨の案内がありますので、注意が必要です。
重量と安定性は増している
エクステンションIGTは、重量が11kgあります。
フレームにステンレス鋼やアルミニウム、スチールを使用していることに起因しますが、これにより、他のIGTよりもテーブルの安定性が向上しています。
スノーピークギアおすすめ取扱いショップ
スノーピークでは公式オンラインショップをはじめ、Amazonでは専用ページが設けられています。
さらに、キャンプ道具を扱っている通販サイトでもスノーピークを取り扱っているサイトがいくつかあります。その中でもセール等を実施しているおすすめサイトをご紹介します。
L-Breath(エルブレス)オンラインストア
出典:三井ショッピングパーク
首都圏を中心に実店舗を展開するアウトドア用品店のオンラインショップ「エルブレスオンラインストア」です。
スノーピークのキャンプ道具をはじめ、コールマンの限定ランタンの抽選販売等も行なっているので、公式サイトに在庫がない場合やセール中の買い物におすすめのサイトです。
naturum(ナチュラム)
naturum(ナチュラム)は、リーズナブルながら品質の高さと使い勝手の良さでキャンパーさんの間で人気の「Hilander(ハイランダー)」の公式取り扱いサイト「アウトドア&スポーツ ナチュラム 」です。
年始はかなりお得なセットアイテムを販売していたり、ちょくちょくセールがあったりと、確認しておきたいサイトです。
釣具も充実しているので、アウトドア全般のアイテムが揃います!
これ1台でキッチンにもテーブルにもなる便利なローテーブル
個人的には今のところ、大きな1つのテーブルとして使用する予定ですが、フラットバーナー等をお持ちの方は、テーブルにもキッチンにもなるエクステンションIGTはかなりおすすめのローテーブルです。
重量が重いというのは、安定性に寄与しているので弱点というほどではないかと思います。
また、個人的にはブラック塗装の弱さが気になりましたが、フレーム同士が擦れることがないため、安心して使えそうです。
発売直後は人気のため公式サイトでも在庫切れのことが多いですが、大手ECサイトや上記のサイトでは取り扱っていることが多いため、こちらもおすすめです。
広告