私も購入して使用している「スノーピーク」のジャンボキャンプシンクの基となった「シアトルスポーツ」のジャンボキャンプシンクをご紹介します。スノーピークにはないカラーもあるので、スノーピークとの違いをまとめました。
目次
この記事では、
といった疑問にメインにお答えしています。
私も普段愛用しているスノーピークのジャンボキャンプシンクですが、実は基となったアイテムがあることはご存知でしょうか?
こちらがその基となったシアトルスポーツのジャンボキャンプシンクです。
名前まで一緒ですw
こちらのアイテムのOEM製品として、スノーピークが別注した形でスノーピークでも販売されています。
では、OEMとは何なのか?機能性に違いはあるのか?今回はスノーピークとシアトルスポーツのジャンボキャンプシンクの違いも含め、ご紹介します。
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シアトルスポーツとは?
seattle sportsは、アメリカのシアトルで1983年に設立されたアウトドア用品メーカーです。
ブランド設立から4年後の1987年からソフトクーラーを製造販売し、世界的に広く周知された確かな技術とその保冷力は、その長い歴史が証明してくれています。
シアトルスポーツのソフトクーラーには、ポリ製ウェビング(PVCナイロン)という素材を使用しています。
この生地は、一般的なナイロンと比較して水分の吸収率が低いため、外に水が漏れることがありません。
また、ナイロンは水分を吸収すると重くなってしまいますが、シアトルスポーツのソフトクーラーなら水を吸収しにくいため、水をそのまま入れても漏れずに、またソフトクーラー自体が重くならないため、ハードクーラーのような使い方もできるほどの耐久性を持っています。
シアトルスポーツのソフトクーラーの特徴
使わない時は折り畳める
ソフトクーラーは、使わない時に折り畳めるので収納がコンパクトになるのがハードクーラーとの大きな違いです。
ハードクーラーはその分厚い壁のおかげで高い保温性能を得ることができる反面、重く大きくなってしまいます。
ちなみに、2021年7月現在スノーピークから販売されている最小のハードクーラーボックスは、「ハードロッククーラー 40QT」で容量38L、重量が11kgあります。
今までは容量が小さな「ハードロッククーラー 20QT」というハードクーラーボックスも発売されていました。
取っても大きく使いやすかったのですが、すでに廃盤となっています。こちらは見つけたら即購入が鉄則です!
ハードロッククーラー20QTなら、容量は19lで、重量は7.5kgだったため、ジャンボキャンプシンクよりは容量は小さく、ソロキャンプでのハードクーラーに最適なサイズでした。
シアトルスポーツのソフトクーラーは、溶接もしっかりしているので、折りたたんでもソフトクーラー本体が痛むことがないので、ガンガン使っていくことができます。
高い耐水性能
出典:スノーピーク公式サイト
シアトルスポーツのソフトクーラーは、保冷能力こそハードクーラーには負けてしまいますが、PVCナイロンを用いた高い耐水性能と生地の溶接技術により、耐水性能が飛躍的に高まっているので、ソフトクーラーといえど、安心して水を張って食材を冷やすことができます。
また、シアトルスポーツのソフトクーラーの各所の溶接部分は、超音波溶接技術が施されています。
単に生地を縫い合わせただけだと、経年劣化によりつなぎ目部分から水が漏れてきてしまいますが、シアトルスポーツのソフトクーラーなら溶接部分から水が漏れる心配がありません。
実際に私はジャンボキャンプシンクに20Lほど水をはり、取ってを持って水を移動させていますが、水が漏れたことは一度もありません!
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摩擦や汚れに強い
出典:スノーピーク公式サイト
シアトルスポーツのPVCナイロンの表面にはコーティング処理が施されているので、摩擦によるスレや汚れにも強くなっています。
ソフトクーラーは擦れると黒く痕が残ることがありますが、シアトルスポーツのソフトクーラーではあまり汚れが目立たない印象です。
OEM製品とは?
OEMとは、「Original Equipment Manufacturing」の略で、他社の製品を製造することを指しています。
コンビニやスーパーでプライベートブランドとして販売されているものは、どこかのメーカーさんのOEM製品であることが多いです。
つまり、スノーピークのソフトクーラーは、ブランド名は「スノーピーク」ですが、製造会社は「シアトルスポーツ」ということになります。
2社のジャンボキャンプシンクの違い
ジャンボキャンプシンクの特徴やOEM製品についてわかったところで、実際のスノーピークとシアトルスポーツのジャンボキャンプシンクの違いを比較してみます。
サイズの違い
スノーピークとシアトルスポーツのジャンボキャンプシンクのサイズは、以下のとおりです。
スノーピーク | シアトルスポーツ | |
サイズ | 高さ27cm、直径34.5cm | 高さ約25.4cm、直径37cm |
重量 | 340g | 370g |
容量 | 25L | 25L |
OEM製品のため、全く同じサイズかと思いきや、スペック上ではシアトルスポーツのジャンボキャンプシンクの方が若干大きいようです。
また、重量もスノーピークのジャンボキャンプシンクが340gなのに対し、シアトルスポーツは370gあります。
しかし、容量は共に25Lと同じなので、容量の測定方法が異なるのかもしれません。いずれににしてもほぼ同様のサイズになっています。
ポイント
サイズはスノーピークもシアトルスポーツもほぼ同じ。
機能性の違い
スノーピークもシアトルスポーツも、本体には同じ素材が使用されているので、耐水性能は同じと言えます。
今までにデイキャンプでスノーピークのジャンボキャンプシンクを使って、水を入れて持ち運びしましたが、全く漏れることはありませんでした。
また、ハンドルは約55cmほどあります。水を20L近く入れるとかなり重いので、持ち運びは大変ですが、注意すれば肩にハンドルをかけて持ち運ぶこともできるので、重たくなったジャンボキャンプシンクでも持ち運びやすかったです。
ポリバケツだと中々肩からかけて持ち運ぶことは難しいため、ジャンボキャンプシンクが重くなりすぎた時の緊急措置方法として肩からかけることができるのはポイントです。
ポイント
使われている素材は、スノーピークもシアトルスポーツも同じ。
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価格の違い
コラボアイテムや別注アイテムはどうしても高くなる傾向にありますが、ジャンボキャンプシンクも例に違わずスノーピークの方が高くなっています。
注意ポイント
- スノーピーク:6,050円(税込)
- シアトルスポーツ:3,520円(税込)
(共にジャンボキャンプシンク25Lの価格)
カラーの違い
スノーピークのジャンボキャンプシンクはベージュ1カラーのみ販売されています。
シアトルスポーツでも「タン」カラーが発売されているので、そちらと同様のカラーになっています。
一方で、シアトルスポーツからは、ブラック、タン、イエロー、ブルーの4カラーが発売されています。(各カラーのAmazonページに飛びます)
カラー展開はシアトルスポーツの方が多いので、キャンプサイトに合わせてカラーを選ぶことができます。
注意ポイント
- スノーピークはベージュのみ。
- シアトルスポーツはブラック、タン、イエロー、ブルーの4カラー。
スノーピークギアおすすめ取扱いショップ
スノーピークでは公式オンラインショップをはじめ、Amazonでは専用ページが設けられています。
さらに、キャンプ道具を扱っている通販サイトでもスノーピークを取り扱っているサイトがいくつかあります。その中でもセール等を実施しているおすすめサイトをご紹介します。
L-Breath(エルブレス)オンラインストア
出典:三井ショッピングパーク
首都圏を中心に実店舗を展開するアウトドア用品店のオンラインショップ「エルブレスオンラインストア」です。
スノーピークのキャンプ道具をはじめ、コールマンの限定ランタンの抽選販売等も行なっているので、公式サイトに在庫がない場合やセール中の買い物におすすめのサイトです。
naturum(ナチュラム)
naturum(ナチュラム)は、リーズナブルながら品質の高さと使い勝手の良さでキャンパーさんの間で人気の「Hilander(ハイランダー)」の公式取り扱いサイト「アウトドア&スポーツ ナチュラム 」です。
年始はかなりお得なセットアイテムを販売していたり、ちょくちょくセールがあったりと、確認しておきたいサイトです。
釣具も充実しているので、アウトドア全般のアイテムが揃います!
違いはカラーと価格のみ!
今回は、スノーピークとシアトルスポーツのジャンボキャンプシンクを比較してみました。
両者の違いは、「カラーと価格」が違うだけで、サイズはほぼ同じで機能性は同じということがわかりました。
スノーピークはおしゃれなキャンプ道具が揃っていますが、ロゴやメーカーにこだわりがなければ、シアトルスポーツのジャンボキャンプシンクの方がコスパは良いかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
今回ご紹介したキャンプ道具はこちら↓(横にスクロールできます)
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