トレイルトリッパーPro.1は小型のテントだからソロキャンパー向けだよね?とは言えないトレイルトリッパーならではの特徴があります。今回はトレイルトリッパーPro.1が誰向けなのか?ということをメインに、トレイルトリッパーや他のテントとの違いをまとめてご紹介します!
7月15日に販売開始となるスノーピークの小型テント「65周年記念トレイルトリッパーPro.1」は、現在通常販売はされていないテントです。
サイズから想像するに、「ソロキャンプ向け」のようですが、単にソロキャンプメインだから購入すると、もしかしたら残念に思う方も出てきてしまうかもしれません。
そもそもトレイルトリッパーとはどのようなテントなのか?今回の65周年記念トレイルトリッパーPro.1とはどのような点が改良されたのか?発売前にわかっている情報をまとめてご紹介します!
【キャンプギアが好き】では、スノーピークギアを中心に機能美あふれるキャンプギアをご紹介しています。
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このギアの収納ケースがあればいいのに!という方は一度はのぞいてみてください!
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トレイルトリッパーとはどんなテント?
そもそもトレイルトリッパーとはどのようなテントなのかをまずはご紹介します。
トレイルトリッパーは、1度改良されてトレイルトリッパー2として販売されていました。
「トレイル」という名のとおり、また写真のように、ツーリングキャンプを楽しむ方向けに開発されたテントでした。
比較的リーズナブルな価格帯に加え、サイズもコンパクトでバイク等に積みやすいデザインから、特にバイカーさんに人気のテントでした。
現在でもソロキャンパーさん向けのテントとして、アメニティドームSが販売されています。
今になってなぜ復活するのか?それは、トレイルトリッパーの独特なデザインにあります。
アメニティドームをはじめ、スノーピークの多くのテントには前室が設けられており、昼間は風通しの良いエリアとインナーテントを設営して就寝するエリアに分かれています。
トレイルトリッパーも同様に、前日とインナーテントを設置できるようになっていますが、違いはその形状にあります。
アメニティドームは、インナーテント内で快適に過ごせるように、インナーテント部分の高さが高くなっています。
一方、トレイルトリッパーは前日エリアを広くとることによって、バイクや自転車を収納しやすくなっています。
このデザインにより、トレイルトリッパーは他のテントとの差別化が図られています。
よって、車でのソロキャンプがメインで自転車等を持ち運んでいない方にとっては、インナーテント部分が狭くなるトレイルトリッパーは若干他のテントと比較して窮屈に感じることがあるかと思います。
もちろん、前室エリアを広く取りたいと感じていた方はトレイルトリッパーも選択肢の1つになりそうですが、アメニティドームシリーズは別でポールを用意すれば全室の高さを確保することができるようになります。
テント内に自転車等を収納したり、インナーテント内にはしまえないけどキャンプギアを外にそのまま出しておきたくないという方は、選択肢として考慮しても良いかもしれません。
トレイルトリッパーPro.1の進化点は?
では、今まで発売されていたトレイルトリッパーと、今回のトレイルトリッパーPro.1との違いはどこなのか?
スノーピークギアをよく見られている方には気づいている方もいらっしゃるかと思いますが、名前のとおり、今回発売されるのはトレイルトリッパー【Pro.1】になります。
スノーピークのテントにおける「Pro」とは、過酷な状況でも快適に過ごせるよう耐水圧がエントリーラインやスタンダードラインと比較して高められていたり、デザインでも工夫が凝らされているものが多いです。
トレイルトリッパーPro.1の耐水圧は、フライシートでは1800mmミニマム、インナーウォール、ボトムでは10000mmミニマム、グランドシートでは1800mmミニマムが確保されているので、雨の中でも安心して使用することができます。
しかし、テントサイズがあまり大きくないため、特にインナーテントでは結露がみられる場合がありそうです。
前室が広いので、ある程度換気はしやすそうですが、耐水圧が高いからといって、必ずしも内部が濡れないかというと、結露という別の問題にも対処する必要があるので注意が必要です。
トレイルトリッパーPro.1の設営時のサイズは、幅230cm、奥行き300cm、高さ125cmの小型サイズです。
アメニティドームSのサイズが幅230cm、奥行き350cm、高さ120cmであることを考えると、そのコンパクトなサイズが想像しやすいかと思います。
トレイルトリッパーPro.1は耐水圧が高められたプロ仕様ですが、重量は4.9kgとアメニティドームSの5kgとほぼ一緒の軽量さです。
トレイルトリッパーPro.1のセットには、フライシート、インナーテント、グランドシート、ビルディングテープ、本体クロスフレーム×1)、サイドフレームA(×1)、サイドフレームB(×2)、メッシュギアハンモック、ジュラルミンペグ(17cm17cm×16)、自在付ロープ(2m2m×4)、シームグリップ剤、リペアパイプ、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケースが付属してきます。
まとめ
トレイルトリッパーPro.1の他のテントとの違いや特徴をご紹介しましたが、現在トレイルトリッパーが発売されていないことから、このデザインのテントを購入したい方にとっては、トレイルトリッパーPro.1一択となります。
今後いつ再販売されるかも不明なため、欲しい方は絶対にこの機会を逃してはなりません。
トレイルトリッパーPro.1は7月15日9時30分からスノーピークオンラインショップで販売開始となります。価格は112,200円となります。
また、スノーピークではamazonでも専用ページを設けているため、そちらでも販売される可能性があります。
他にも65周年記念アイテムはたくさんありますので、どんなアイテムがあるのか、どんな特徴があるのかを「聞きたい」方は、ぜひ私のYoutubeチャンネルでご視聴ください!
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このギアの収納ケースがあればいいのに!という方は一度はのぞいてみてください!
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