日本有数の金物のまち、燕三条で開催されるスノーピークの「燕三条ものづくり探訪」の魅力と詳細をご紹介します。伝統工芸・鎚起銅器の老舗「玉川堂」の番頭の案内で、ものづくりの世界を体験しましょう!
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このギアの収納ケースがあればいいのに!という方は一度はのぞいてみてください!
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燕三条ものづくり探訪とは
スノーピーク創業の地であり、日本有数の“金物のまち”として知られる燕三条で開催される「燕三条ものづくり探訪」は、職人の技術と情熱を肌で感じる特別な体験です。
「燕三条市」と検索してもヒットしない理由とその歴史
参照:スノーピーク公式サイト
「燕三条」の名前は、新潟県の「燕市」(Tsubame City)と「三条市」(Sanjo City)の二つの市名を組み合わせたものです。
これら二つの市は、ともに新潟県の南部に位置し、金属加工業で特に知られています。そのため、この地域全体を指して「燕三条」と呼ぶことがあります。
その起源は、江戸時代にさかのぼります。当時、この地域は冬季に大量の雪が降るため、農作物を育てることが困難でした。
そのため、農業以外の生業が必要となり、発展する江戸建造物のために「和釘」の製造が推奨されました。これが冬期間の副業として始まり、燕三条地域での金属加工の歴史の始まりとなりました。
燕三条地域は、材料・燃料資源を有する山々、物流を担う河川、寒い冬を耐え抜く気骨など、多くの条件が整っていたため、「鍛冶」が盛んになりました。
ここで養われた知識と経験は、数々の人と技術を迎え入れ、あらゆる金属加工が集積する燕三条へと伝承されていきました。
しかし、燕三条地域は金属加工だけでなく、農業においても特徴があります。
洪水により農作物への被害をもたらせた「信濃川」は、同時にこの地域の土壌を「豊かな土」へと変化させていきました。
特に「果樹」はその恩恵を十分に活用し、葡萄、梨、桃など、深い香りと味わいを生み出す果物が育てられています。
鍛冶を盛んにした燕三条の気質はもれなく農家にも備わっており、新しい品種・作物、取組みへのチャレンジへと繋がり、個性溢れる農業へと進化していきました。
燕三条地域は、生活用品を創り、多種多様の作物が実る地域で、全てにおいての地産地消を目指しています。
工場見学、観光、ショッピングなど、様々な燕三条の魅力を体験・発信・共感する取組みが行われています。
「燕三条ものづくり探訪」体験の内容
世界に誇る伝統工芸・鎚起銅器の老舗「玉川堂」の番頭である山田氏の案内で、この地で育まれてきたものづくりの世界を見て廻ることができます。
新潟県三条市・燕市の工場を訪れ、現地での工場見学や昼食を楽しむことができます。
「燕三条ものづくり探訪」ツアーの詳細
2023年7月29日に開催されるこのツアーの集合場所はSnow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERSで、旅行代金は大人1名(13歳以上)で18,700円(税込)、子供1名(6~12歳)で13,090円(税込)となっています。
また、ツアーそのものは日帰りで楽しむことができますが、遠方からお越しの方や、ツアー前後もゆっくりとされたい方向けに、スノーピークでは宿泊プランも用意しています。
「燕三条ものづくり探訪」のツアー内容は以下のとおりです:
参照:スノーピーク公式サイト
1日目:チェックイン(15:00以降): チェックインは15:00以降にSnow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERSで行います。その後、夕食を楽しみ、ゆっくりと過ごします。
2日目:チェックアウト後ツアー開始(10:30): チェックアウト後、専用バスにて「燕三条ものづくり探訪」ツアーが始まります。
工場見学(11:00~11:40): 最初に石田製作所を訪れます。ここでは、普段見ることができない、Snowpeakシェルフコンテナ製作の現場を見学します。
昼食(12:00~13:30): 工場見学の後は、昼食の時間です。地元の食材を使ったおいしい料理を楽しみましょう。
工場見学(13:50~14:35): 昼食後は、玉川堂を訪れます。世界で唯一銅に多彩な着色を施す技術も有する玉川堂を見学します。
解散(14:45 or 15:20): ツアーは14:45にJR燕三条駅で解散します。公共交通機関でお越しの方はこちらで解散となります。マイカーでお越しの方は15:20にSnow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERSで解散します。
個人的には、普段から愛用しているフェル付コンテナの制作現場見学はとても興味があります。
また、2箇所目の工場見学の場所である玉川堂さんは、世界的に有名なシャンパンブランドとボトルクーラーを共同開発したことでも有名で、世界に誇る日本のブランドの制作工場を見学することができるようになっています。
予約方法と注意事項
ツアーの詳細や注意事項、予約方法などは以下のスノーピーク公式ウェブサイトで確認できます。
受付期間は、2023年5月25日(木)~7月14日(金)までとなっており、最小催行人数10名に満たない場合は開催されず、キャンセル料も発生しないようです。
まとめ
参照:スノーピーク公式サイト
スノーピークギアの製作工程を見れる機会は滅多にないため、この機会に燕三条のものづくりの世界を体験してみてはいかがでしょうか!
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