先日購入したスノーピークの「焚火台M」で何度か調理してみましたが、サイズ的にぴったりでした。実際に使った時の使い心地を含め、レビューしていますのでスノーピークの焚火台のサイズで迷っている方の参考になれば嬉しいです。
目次
この記事では、


といった疑問をメインにお答えしています。
先日実際にスノーピークの「焚火台M」を購入し、焚火台を使って料理をしてみたので、そのサイズ感や使い心地をレビューします。
結論としては、2人で焚き火や焚火台を使った料理を楽しむなら、「焚火台M」はかなりおすすめです。
ダッチオーブンやスキレットも焼き網を購入すれば載せることができますし、オプションパーツの「焚火台 グリルブリッジM」を使っても、隙間から薪を入れるのにも十分な空間が確保されていました。
単に焚き火を楽しむだけでなく、焚き火料理も楽しみたいなら、焚火台Mがベストサイズです!
オプションパーツも含めてご紹介します。
広告
焚火台Mがソロ/デュオ料理に便利な理由
私はパートナーさんとのデュオデイキャンプがメインです。そんな我々には、スノーピークの焚火台では「焚火台M」がサイズ的にも機能的にもちょうど良かったです。
理由1 豊富なオプションパーツ

スノーピークの焚火台には、オプションパーツが用意されています。
また、焚火台Mと焚火台Lは、オプションパーツがセットになった「焚火台Mスターターセット」と「焚火台Lスターターセット」が販売されているので、初めから焚き火で調理も楽しみたい方はセットの方がお得に道具を揃えることができます。
焚火台で料理をしようと思うと、初めはベースプレートくらいで良いかと思っていましたが、私は結局ほとんどのオプションパーツを購入しました。オプションパーツについては後ほど詳しくご紹介します。
理由2 調理器具をのせるのにちょうど良いサイズ

焚火台Mのサイズは、幅と奥行きは35cm、高さは約25cmの正方形サイズとなっています。
焚火台Mの専用焼き網である「焼アミ Pro.M」は、焚火台に乗せるとちょうど収まるサイズになっています。
一辺が35cmの正方形なので、1人用のスキレットなら2つ同時に置くこともできます。

また、同じくスノーピークのダッチオーブン「コンボダッチデュオ」も余裕で乗せることができます。
もちろん焚火台Lでも乗せることができますが、あまり大きすぎると薪や炭を多く消費しがちです。一方で焚火台Sではスキレット2つ乗せる余裕がなく、2人キャンプでは使い勝手が悪くなってしまいます。
理由3 薪をくべるのにちょうど良い隙間がある

焚火台に焼き網を乗せるのに必要な「焚火台 グリルブリッジM」ですが、グリルブリッジを焚火台に乗せても、薪を焚火台にくべるのにちょうど良い隙間が焚火台Mなら確保できます。


料理中に薪を補充するときに、毎回グリルブリッジや焼き網を外さずに済みます。焚火台Sだと、小さな薪や枝であれば横からくべることもできますが、大きめの薪はなかなかくべることが難しくなってしまいます。
私はほとんど薪を割らずにグリルブリッジの隙間から薪をくべています。薪割りは大変そうという方や薪割りが面倒という方にも、焚火台Mはおすすめです。
広告
理由4 専用バックに焚き火道具が全て収納できる

焚火台Mには収納バッグが付属しますが、おすすめは別売りの「焚火台M コンプリート収納ケース」です。
焚火台Mのみを収納すると、余裕がかなりあるのでバッグに入れやすいことが特徴です。
また、余裕あるサイズを利用して、焚火台本体に加えて焚火台のオプションパーツである「炭床ProM」、「焚火台ベースプレートM」、焚火台ブリルブリッジM」、「焼アミ Pro.M」を収納することができます。

さらに、万能トング「火ばさみ」や耐火性のあるグローブ「ファイヤーサイドグローブ」も入れることができるので、焚火台M コンプリート収納ケースに焚き火道具一式を全て収納させることができます。
重量はありますが、1人で一度に焚き火道具を持ち運びできます!
焚火台Mの豊富なオプションパーツ
焚火台Mには、多くのオプションパーツがあります。
料理をするのであれば、正直全部おすすめですw
焚火台で料理をやらない方は、焚火台Mスターターセットでもセットになっている「焚火台M コンプリート収納ケース」と「焚火台ベースプレートM」は必須アイテムです!
お得なセット!焚火台M コンプリート収納ケース

画像:スノーピーク公式サイトから引用
焚火台本体に加え、オプションパーツが全て収納できるのでおすすめの収納ケースです。
内部だけでなく、側面にメッシュのポケットがついているので、こちらにもトングや焚き火で使う小物類を収納させることもできます。
綿帆布の厚めの生地が使用されているので、破れる心配もありません。
焚火台 M コンプリート収納ケースのスペック
- サイズ:600×500×60mm
- 重量:480g
- 材質:綿帆布(6号・パラフィン・PU加工)、アクリルテープ(中芯:PP)、ナイロンメッシュ、プラスチック
掃除も楽になる!焚火台ベースプレートM

画像:スノーピーク公式サイトから引用
炭や灰が地面に落ちて芝を傷つける焚火台ベースプレートです。
また、焚き火を楽しんだ後の炭の片付け時にもベースプレートがあると楽に墨壺に灰をしまえます。

加えて、焚火台の脚がくる部分には穴が空いているので、焚火台が滑らずにしっかりと安定させてくれるのもポイントです。
焚火台ベースプレートMのスペック
- サイズ:360×360×7mm
- 重量:1.3kg
- 材質:スチール( 黒塗装)
料理をするなら上底が便利!炭床Pro M

画像:スノーピーク公式サイトから引用
炭床ProMは、焚火台にセットすることで、薪や炭の位置を高めにすることができ、料理をする際に火力を高めてくれるので、焚き火料理をするときはあると便利なオプションパーツです。

特に、料理で木炭を使用する場合は、炭床ProMがあると、木炭も安定しておくことができ、スキレット等調理器具に木炭がより近くなるので効率よく温めることができるようになります。
一方、単に焚き火を楽しむ際は、炭床ProMがあると長めの薪が焚火台にうまく収まりきらない場合があるので、焚き火の用途によって使い分けると良いと思います。
炭床ProMのスペック
- サイズ:250×250×20(h)mm
- 重量:2.4kg
- 材質:鋳鉄(クリア塗装)
広告
夏場の扇風機にも、冬場の電気毛布でも使える!防災用品のアフィリエイトなら、高単価ポータブル電源【PowerArQ】
焚き火する時の姿勢を正しく!ベースプレートスタンドL/M

画像:スノーピーク公式サイトから引用
焚火台を底上げすることで、焚火台を高い位置に固定するためのオプションパーツです。
ベースプレートだけでは芝を守れないことが多いため、さらに地面から火元を遠ざける効果があります。
また、イスに座って焚き火を楽しむ際も、焚火台の火元が低いと前屈みの体勢が続き、腰に負担がかかってしまいます。
火元を高くすることで、薪をくべやすくなるので、普段腰が疲れやすい方や長時間焚き火を楽しむ方には必須のオプションパーツです。
こちらは焚火台MとL兼用で使うことができます。
ベースプレートスタンドL/Mのスペック
- サイズ:440×440×107(h)mm
- 重量:1.8kg
- 収納サイズ:619×20×107(h)mm
- 材質:スチール(カチオン電着塗装)
焚火台に焼き網を置くならこれ!焚火台グリルブリッジM

画像:スノーピーク公式サイトから引用
焚火台に焼き網を置くために必須のオプションパーツです。
高さを3段階に調節することができるので、火力を調節することができます。

また、中間の高さや一番高めにセットすることで、焚火台本体との間に程よい隙間ができ、薪をくべることができます。
収納時は脚の部分を折り畳むことができるので、コンプリート収納ケースにも収納させることができます。
焚火台グリルブリッジ Mのスペック
- サイズ:352×373×150(h)mm
- 重量:1.1kg
- 収納サイズ:352×373×22(h)mm
- 材質:ステンレス
破れることはまずなし!焼アミPro. M

画像:スノーピーク公式サイトから引用
焚火台におく焼き網は、専用のものでなくても置くことができます。しかし、焼アミ Pro.Mの編み目は針金のように細くなく、手で押しても型崩れしないほど頑丈にできています。

スキレットやダッチオーブンを置くのであれば、やはり純正の焼アミ Pro.Mがおすすめです。また、焼アミ Pro.Mは焚火台Mにぴったりサイズですが、ハーフサイズの「焼アミステンレスハーフPro.」や、グリル用の「グリルプレート黒皮鉄板」もあるので、料理に応じて使い分けることができます。
焼アミ Pro.Mのスペック
- サイズ:389×352×19(h)mm
- 重量:1.3kg
- 材質:スチール(クロームメッキ)
薪に触れるならこれ!ファイヤーサイドグローブ ブラウン

画像:スノーピーク公式サイトから引用
焚き火の火から手を守るだけでなく、薪についている汚れやトゲから手を守るためにも用意しておきたいのがグローブです。
焚き火後の焚火台の片付け時にも、灰が焚火台や周辺にたくさんついているので、素手でそのまま触るとすぐに手が汚れてしまいます。
焚き火の準備から後片付けまで、使用する機会が多いのでしっかりとしたグローブがおすすめです。
ファイヤーサイドグローブ ブラウンのスペック
- サイズ:全長340mm
- 材質:アウターグローブ/スエード革(ケブラー糸使用)、インナーグローブ/ポリエステル・コットン(表地難燃繊維使用)
後片付けが断然楽になる!焚火ツールセットPro

画像:スノーピーク公式サイトから引用
焚き火中や片付け時に必要な、火ばさみ、ショベル、火かき棒と収納ケースがセットになったお得なアイテムです。
しっかりした収納ケースがセットになっているので、汚れた道具をそのまま収納すれば、周りの大切なものを汚さずに済みます。
焚火ツールセットPROのスペック
- サイズ:全長各520mm
- 重量:1.7kg
- 収納サイズ:150×600mm
- 材質:本体/スチール、グリップ/竹集成材、ケース/綿帆布(6号・パラフィン・PU加 工)
薪の火付け時間短縮に!フォールディングトーチ

画像:スノーピーク公式サイトから引用
焚き火は種火から育てて行くのが醍醐味!という方には不要ですが、焚き火の火付けがうまくいくか心配!という方におすすめなのが、フォールディングトーチです。
勢いよく火が放出されるので、焚き火や木炭への火付けが素早く行えます。
デイキャンプや早く火を起こしたい時に重宝します。OD缶とCB缶両方が使えるのもポイントです。
フォールディングトーチのスペック
- サイズ:本体/277×73×205(h)mm、CB缶アダプター/φ40×28(h)mm
- 重量:本体/285g(CB缶アダプター含む)
- 収納サイズ:191×70×43mm
- セット内容:本体、CB缶アダプター、収納ケース
- 材質:本体/ステンレス・アルミニウム・ブラス・天然木、収納ケース/ナイロン
- 出力:3,500kcal/h
広告
焚火台のサイズを選ぶ時の注意点

スノーピークからS、M、Lサイズの焚火台が発売されています。
Sサイズはソロキャンプ用、Mサイズは2~3人用、Lサイズは3~4人用となっています。
しかし、Amazonのレビューでも複数の方がおっしゃっているように、単に使用人数で選ばない方が良いかと思います。
ソロキャンプでもSサイズはかなり小さいので、薪は割ったり短くしないと焚火台に収めることができません。ナイフや斧を持っていて、毎回焚き火用に薪割りが苦ではない方でないと、キャンプでは使用しにくいのが現状です。
私も購入したMサイズは、薪を割らなくても多くの薪をそのまま焚火台に収納させることができます。
グリルネットを設置しても、ある程度のサイズの薪はグリルネットと焚火台の隙間から入れることができます。しかし、隙間のサイズにも限界があるため、ほとんどの薪を割らずにそのままくべたいならLサイズを選ぶことをおすすめします。
焚火台を囲むように設置できるステンレステーブル「ジカロテーブル」を使用する際も、サイズ的にちょうど良いのはLサイズですし、2021年新作ギアとして焚き火の二次燃焼を発生させて効率よく薪を燃焼させることができるようになるオプションパーツ「フローガL」も、焚火台L専用となっています。
使用する人数ではなく、焚火台をメインにキャンプサイトを作りたい方や、焚火台を使ってがっつり料理もしたいという方には、MサイズやLサイズをおすすめします。
焚き火料理は豪快で楽しく美味しい

薪を使うにしても、木炭を使うにしても、焚き火は手間がかかります。
しかし、その手間隙かけて出来上がった料理は、いつもの料理よりもさらに美味しく感じます!
私はパートナーさんとのデュオデイキャンプがメインですが、同じような状況の方であれば、焚火台Mがおすすめです。
スノーピーク公式サイトはこちら↓
Amazonのスノーピーク専用サイトはこちら↓
広告