2022年3月、スノーピークから2021年最新キャンプギアとしてアナウンスされていた【火焔ストーブ コーエン】がついに発売されました!火焔ストーブ コーエンはスノーピーク初となる「アルコールストーブ」で、気になっていた方も多いはず。まずは簡単に組立てられるのか、組立て後の安定性は?といったポイントをまとめます。
目次
この記事では、
といった疑問にメインにお答えしています。
2021年のスノーピークカタログに掲載され、今か今かと待ち望んでいましたが、ついに2022年3月に【火焔ストーブ コーエン】が発売されました!
同時に火焔ストーブ コーエン専用燃料「バイオエタノールフューエル1L」も発売され、スノーピークギアでアルコールストーブを楽しむことができるようになりました。
スノーピーク公式サイトに火焔ストーブ コーエンの写真が掲載され、コンパクトに収納できそうですが、気になるのがその組立て方や安定性かと思います。
今回私は、「火焔ストーブ コーエン クッカーセット」を購入したので、まずは火焔ストーブ コーエンのファーストインプレッションも含め、組立て方や組立て後の安定性についてご紹介します!
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火焔ストーブ コーエン クッカーセットのセット内容
今回私が購入したのは、火焔ストーブ コーエン クッカーセットとバイオエタノールフューエル1Lです。
火焔ストーブ コーエン クッカーセットの外箱はかなりコンパクトでした。
火焔ストーブ コーエン クッカーセットの内容は、左上からポット、カップ、カップの下にあるのがフタで、右下にあるメッシュ生地のケースがクッカーの収納ケースです。
これらのセットは、火焔ストーブ コーエン クッカーセット専用のアイテムです。
火焔ストーブ コーエン共通アイテムとして、ストーブ(フタ、フレームレギュレーター、ストーブ本体)とフタやフレームレビュレーターをつまむためのピンセットがセットになっています。
右上の五徳収納ケースには、上の写真のように五徳、風防とボトムプレートが収納されています。
パーツ点数は、スノーピークの小物の中でも多い印象でした。
コンパクトなアルコールストーブ
火焔ストーブ コーエンのストーブは、直径7.5cm、高さ4.6cmに収納できるコンパクトなサイズです。
フタと火力調節のためのフレームレギュレーターはスタッキングできます。
フレームレギュレーターはフタにしっかりと密着されているので、フタから外すときはフレームレギュレーターの中心にある穴に細めの棒を入れてフタを押してあげるか、フレームレギュレーターについているピンセットのツマミ部分を持って外します。
フタにフレームレギュレーターを装着するときは、少し力が入りました。
しっかりと装着させれば、不意にフタが落ちることもないくらいしっかりとフタにフレームレギュレーターを取り付けることができました。
フタにもスノーピークのロゴが入っていました。
小さな「爪」が嬉しいフタ付きのクッカー
火焔ストーブ コーエン クッカーセットには、容量400mLのカップと700mLのポットのクッカーがついてきます。
また、ポットのサイズに合った専用のフタも付いてきます。
それぞれのサイズは、
カップは直径11.5cm、高さ6.0cm、
ポットは直径10.5cm、高さ11.3cm、
フタは直径10.5cm、高さ0.7cmとなっています。
カップとポットには、内側に目盛りが付いているので、計量カップがなくても水の量を測ることもできます。
カップとポットの外側には、目盛りが彫られています。
それぞれの内側から目盛りを読めるように、外側から見ると文字を反対側から見るようになっています。
カップとポットには、折りたたみ式の取っ手がついています。
ポットの取っ手は高さがありますが、カップの取っ手はポットと比較して高さが低いので、かなり小さめの取っ手でした。
ストーブ等で使ったときにそのままでは熱くなりそうなので、耐熱グローブ等があるとよさそうです。
カップとポットの取っ手は折り畳むと写真のようにスタッキングすることができます。
スタッキングする際は、カップを下にして、カップにポットを収納します。
反対に、カップをポットの上にかぶせてフタにできないかなと思って乗せてみましたが、写真のようにあくまで乗せられるだけで不安定でした。
火焔ストーブ コーエン クッカーセットには、ポットのサイズに合わせた専用のフタも付属してきます。
爪は大きなものと小さなものがついていて、大きな爪はフタを外した歳にポットに引っ掛けておくことができるようになっています。
一方、小さめの爪は、フタをポッドに置いた際にふいにフタが落ちたりしないようにホールドしてくれます。
細かなポイントですが、フタの置き場に困るような場面でも、使い勝手が良さそうです。
パーツ多めだけど五徳の組立て方法は簡単!?
写真は五徳や風防を組立てた写真でしが、慣れてしまえば説明書を見なくても簡単に組立てられそうです。
組立て後の安定性も、この後ご紹介するある工夫により、結構頑丈に出来上がりました。
ただ1点気になるポイントがあったので最後までお読みいただけると嬉しいです。
まずは、ボトムプレートを広げます。この際、ボトムプレートについている4つの突起凸部が下に来るようにします。
次に、ボトムプレートの突起の位置に合わせてコの字状の風防のスリットに差し込んでいきます。
風防はかなり薄めにできているので、ボトムプレートに風防を設置すると風防は少し湾曲します。
また、スリットに突起を入れる際は、奥までしっかりと差し込みます。
初めは少し硬いですが、ボトムプレートの凸部が風防のスリットを抜けて風防の外側に来るようにします。
ちなみに、コの字の風防は、スノーピークのロゴが表面となるように、写真のように設置します。
次に、2枚の風防にボトムプレートの突起をスリットに差し込み、コの字状の風防の突起を2枚の風防のスリットに差し込みます。
難しそうですが、まずはボトムプレート側の突起を風防に差し込み、その後でコの字状の風防のスリットに2枚の風貌の突起を差し込むと、簡単に組み立てできます。
ボトムプレートや風防の突起に凸部があることで、スリットに差し込んだ後は外れることはありませんでした。
2枚の風防を固定すると、上の写真のようになります。
次に、上の写真の2枚の風防後側にある突起を一方の風防のスリットに差し込みます。
完成したのが下の写真です。
2枚の風防を固定すると、それぞれの風防パーツは結構湾曲するようになります。
しかし、各パーツは2つの突起と突起についた凸部により、しっかりと固定することができます。
しっかりと組立てることができれば、組立て後に風防を持ち運ぶ際もパーツが取れることはありませんでした。
最後に、五徳となる2つのパーツをクロスさせ、風防上部についたスリットに差し込めば完成です!
出来上がった風防にストーブを入れるとこんな感じです。
このギア感がたまりません!
風防組立て時に気になった2つのポイント
組立てはなれてしまえば説明書がなくても問題なく組み立てることができそうです。
また、風防の突起をスリットに差し込めば、よほどのことがない限りは風防が不意に外れてしまう心配もありません。
一方で、組立て時に気になったのが、【風防の薄さ】と【五徳のセット感】についてです。
風防を含めた火焔ストーブ コーエンのパーツは、ステンレス鋼できています。
しっかりと強度がありながら、薄くなったパーツは湾曲させても割れる心配もなくステンレスの艶感が高級感を醸し出しています。
しかし、かなり薄いので風防の突起をスリットに差し込む際に手に風防が食い込むと痛いことがありました。
怪我をするほどではないですが、お子さんが火焔ストーブ コーエンの組立てをする際は、手の位置にも気をつけてあげたほうがよさそうでした。
また、風防は突起をスリットにしっかりと差し込むことができるので一度組み立てれば外れることはありませんが、五徳パーツに関してはスリット同士を差し込むだけで風防と比較して少し固定が弱い印象でした。
また、五徳パーツを風防に装着する際に、風防を結構湾曲させる必要があり、風防の組立てと比較すると組立てにくかったです。
組立て後に火焔ストーブ コーエンを持ち運びする際に、五徳を持って移動させようとすると五徳が外れることがあるため、移動させる際は風防部分を持つ必要がありました。
火焔ストーブ コーエンは買いか?
組立て時の気になるポイントはありますが、火焔ストーブ コーエンは【買い!】だと思います。
火焔ストーブ コーエンは、スノーピーク初となるアルコールストーブで、風防や五徳をコンパクトに折り畳むことができ、調理していない時ものんびりを炎を眺めるだけでも癒されます。
今回は火焔ストーブ コーエンとクッカーセットのセット内容や組立てのみのご紹介でしたが、今後、火焔ストーブ コーエンの火力や使用感についてもご紹介していきます!
火焔ストーブ コーエンは発売開始後、スノーピーク公式サイトでは瞬く間に完売となりました。
次回の入荷は未定のため、欲しい方は大手ECサイトやキャンプギア専門サイトでの購入もおすすめです!
今回ご紹介したキャンプギアはこちら↓(横にスクロールできます)
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