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【比較】スノーピークのローチェア選びで迷ってる方への本音

アームレストは必須

にんじん

デイキャンプをパートナーさんと楽しみながら、スノーピークのキャンプ道具や最新情報をブログ記事にしています。 スノーピーク好き、デイキャンプ好きの方に、特に役立つ情報を発信しようと日々頑張っています! レザークラフトも趣味で行っています。売れるグッズを作ろうと日々模索中。

スノーピークの「ローチェア 30」と「ローチェア ショート」を購入したのでそれぞれの特徴と比較をしてみました。結論、座り心地をはじめ、6つの違いがありました。この違いを把握できれば、自ずと購入すべきローチェアがわかるはず!どちらのローチェアも高額なので、失敗しない選び方をまとめます。

この記事では、

スノーピークのローチェア2種の違いが知りたい

座り心地の違いは?

最終的におすすめはどっち?

といった疑問にお答えしています。

どちらもシート高30cmのローチェアで、シートが硬めのクッションに座っているような座り心地です。

硬いといってもお尻が痛くなることはなく、シートの沈み込みが少ないのでどちらもイスも立ち上がりがしやすいといった特徴があります

見た目上、わかりやすい違いは背もたれの高さですが、それ以外にも細かくも座り心地に影響してくるような違いもありました。

実際に購入して使ってみた、スペック表ではわかりづらいポイントの違いをまとめてみました。

購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

どちらのローチェアも詳しく別記事で解説しています。

ローチェア 30の記事はこちらです。

ローチェア ショートの記事はこちらです。

スノーピークローチェア2種の違い6つ

私が使ってみて感じた違いは、

  • 背もたれの高さ・収納時のサイズ
  • アームレストの長さ
  • フレームの塗装
  • 収納力
  • カラーリング
  • 値段

です。値段は座り心地には影響してきませんが、見逃せない違いかと思いますので入れています。

背もたれ・収納時サイズはローチェア 30の方が大きい

今回撮影した写真のうち、向かって左側にあるカーキのチェアが「ローチェア 30」、右側の茶色のチェアが「ローチェア ショート」です。

見た目でもわかるとおり、ローチェア 30の方が背もたれが大きいです。

どちらのチェアも折りたたみ方は同様なので、折り畳んだ際のサイズも背もたれの長さに影響されます。

ローチェア 30の背もたれの長さは58cm、ローチェア ショートの背もたれの長さは42cmありますので、その差は16cmほどあります。

背もたれの幅はどちらも45.5cmと共通でした。

この違いは座り心地にかなり影響してきます。

ローチェア30に座った時の写真
ローチェア 30
ローチェア ショート

上の写真はローチェア 30、ローチェア ショートそれぞれに座った時の写真です。

同じように見えますが、ローチェア 30の方が背もたれが長いので、その分体重を背もたれに預けることができて快適です。

一方で、ローチェア ショートは背もたれが腰上ほどしかないので、体重を背もたれにしっかりと乗せることができないので、少し前屈みになります。

長時間座っているようなら、ローチェア 30の方がリラックスできます

また、身長165cmの私が座っても、ローチェア 30では頭までホールドできるほどの背もたれの高さはありませんが、オプションの「ローチェアクッション プラス」を背もたれ上部につけると、頭までしっかりとホールドしてくれるので、さらに快適に過ごすことができます。

ローチェア ショートでローチェアクッション プラスを使おうとすると、腰高くらいにクッションがきますので、かえって座りにくくなりました

アームレストはローチェア 30の方が長い

比べてみないとわかないポイントですが、2種のローチェアではアームレストの長さが異なります。

ローチェア 30のアームレストは30.5cm、ローチェア ショートのアームレストは25cmでした。横幅は共通で、一番太いところで3.8cmありました。

これも座ってみて実際に腕を置いた時に比較すると感じますが、ローチェア30の方が手首くらいまでアームレストに乗せることができるので、結構楽になります。

ローチェア 30
ローチェア ショート

ローチェア単体で使う際はあまり気にならないかもしれませんが、オプションの「ローチェアカップホルダー」を使った時に、カップの位置がローチェア ショートでは身体から近い位置に来るため、多少使いづらく感じました。

ただし、立ち上がる際にアームレストが短く、手をつく位置が身体に近いほうが立ち上がりに使う腕の力が入りやすくなるので、ローチェア ショートの方がより立ち上がりやすいと思います。

フレームが引き締まって見える黒い塗装は弱点にもなる

ローチェア30の後ろ脚の先端を保護しているゴム
ローチェア 30
ローチェア ショート

ローチェア 30のフレームは、無塗装のアルミニウム合金ですが、ローチェア ショートのフレームは黒く塗装されています。

ローチェア ショートは、濃いめのシートカラーと相まって、高級感や上級ギアのようにも見えます。

見た目は良いのですが、塗装剥がれが気になります。

それぞれのフレームはステンレス製の金具で留められているので直接接触することはありません。しかし、他のキャンプギア等硬いものと接触させると塗装が剥がれやすそうです。

収納力は小さいながらローチェア ショートの方が大きい

ローチェア 30には収納ポケットはありませんが、サイズの小さなローチェア ショートには背もたれ背面にメッシュポケットとカラビナリングが付属します。

あまり大きいとは言えませんが、スマホやタンブラー等は収納できるサイズでした。

また、どちらのローチェアもアームレストに専用のカップホルダー「ローチェアカップホルダー」を取り付ければ、カップを置いたり、ちょっとした小物収納ケースにもなります。

どちらも2色展開ですがカラーリングは異なる

ローチェア 30 カーキ
ローチェア 30 ブラウン

ローチェア 30は、カーキとブラウンの2色展開です。

ローチェア ショート グレー
ローチェア ショート アイボリー

画像:スノーピーク公式サイトより引用

一方、ローチェア ショートはグレーとアイボリーの2色展開です。

カラーは違いますが、どちらも落ち着いた色味が特徴です。キャンプで使うことを考えると、アイボリーやカーキは薄めの色なので、汚れが目立つかもしれません。

また、ローチェア 30とローチェアショートでは、アームレストのカラーも異なります。

ローチェア ショートの方が濃いめのカラーとなっているので、フレームが黒いことも相まって、全体的に引き締まっており、高級感や上級者向けの印象を与えます。

ローチェア 30の方が大きいが値段は安い

ローチェア 30の値段は、税別16,000円なのに対し、ローチェア ショートは21,800円と5,000円ほどローチェア 30の方が安く設定されています。

ローチェア共通の弱点

1.火に弱い 

それぞれのローチェアに使用されているシートはポリエステル製のため、焚き火の火の粉でシートに穴が開く可能性があります。

実際に焚き火近くで使用した方は、穴が空いてしまったそうです。

焚き火近くでの使用には、細心の注意を払って使用する必要があります。

2.収納サイズが大きい

コンパクトなローチェア ショートでも収納時は長さ84cmほどにしかならず、ローチェア 30に至っては1mほどにしか折りたたむことができません。

シートを取り付けたまま収納できるので、収納は簡単なのですが、その分コンパクトな収納ができません。

このあたりは、コンパクトな収納や軽いチェアをお求めなら、ヘリノックスチェアがおすすめです。

2種の違いを考慮した上での座り心地の違い

実際に2つのチェアを購入して座り心地を比較してみました。

シートの素材やシート高が同じなので、お尻に感じるシートの硬さは同じでした。

ローチェア30に座った時の写真

しかし、背もたれの長いローチェア 30の方が、やはり体重をしっかり背もたれに預けられるのでリラックスして座ることができました

一方で、ローチェア ショートは背もたれやアームレストが短い分、ローチェア 30と比較してコンパクトに収納でき、軽い印象でした。

スノーピーク ローチェアの違いまとめ

最終的に、それぞれのローチェアの特徴をまとめます。

ローチェア 30

ローチェア30のアームレスト
  • 背もたれが高いのでリラックスできる
  • アームレストが長い
  • フレームはアルミ合金そのもので、塗装剥がれしにくい
  • 収納力が全くない
  • 値段はローチェアとしては高価な方

ローチェア ショート

  • 背もたれが短いのでコンパクトに収納できる
  • コンパクトながら座り心地は背もたれの長さ以外変わらない
  • コンパクトながら座り心地は背もたれの長さ以外変わらない
  • 背もたれ背面に収納ポケットがある

  • 塗装の剥がれたことがわかりやすい
  • ローチェア 30より小さいながら高額

どちらも良いローチェアですが、リラックス感を求めるのであれば「ローチェア 30」を、なるべくコンパクトなローチェアが欲しいのであれば「ローチェア ショート」がおすすめです。

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にんじん

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